【写真・画像】 1枚目

大相撲七月場所>◇初日◇13日◇名古屋IGアリーナ

【映像】大の里の表情に注目「緊張してる」

 大相撲名古屋場所が初日を迎え、会場となるIGアリーナが正式開業。同時に大の里(二所ノ関)が新横綱として初場所を迎えた。2021年秋場所以来、約4年ぶりに番付の東西に横綱が揃った。

 初土俵からわずか13場所、史上最速での横綱昇進を果たした大の里。稀勢の里以来、8年ぶりとなる日本出身横綱となったわけだが、名古屋場所では幕下だった一昨年、4勝3敗と何とか勝ち越し、新関脇だった昨年は、入幕後最少の9勝に終わった。苦手な名古屋というイメージもあるが、新横綱としての大の里の初日はーー。

 大歓声に迎えられた大の里は、小結・欧勝馬(鳴戸)とぶつかった。土俵に姿を見せると、ABEMAで解説を務めた元横綱の若乃花こと花田虎上氏は、大の里の表情を見て「緊張してるね」と指摘していたが、取組が始まると盤石の内容で白星スタート。決まり手は寄り切りだった。

 取組前は確かに固い表情を浮かべていたようにも見えた大の里。視聴者も「緊張してるね」「やはり横綱初日は特別なんだな」などの声を上げていたが、圧巻の相撲内容には「あまりにも強い…」「横綱やはり強いな」「レベルが違う」など驚きの声が寄せられていた。新横綱場所の重圧を吹き飛ばし、名古屋の新アリーナのこけら落としで見事な結果を出せるか注目だ。

 最高位での初賜杯を狙う横綱・豊昇龍(立浪)にも注目が集まっている。先輩横綱としての意地を見せたい豊昇龍は、結びの一番で小結・高安(田子ノ浦)と対戦し、外掛けで下した。一方、ひとり大関の琴櫻(佐渡ヶ嶽)は前頭筆頭・安青錦(安治川)に内無双で敗れた。綱とりがかかった初場所は5勝10敗と負け越し、春場所は8勝でなんとかかど番を脱出している琴櫻。不振が続いているが、花田氏は「大関は腰が高いね」と体の状態を心配していた。
(ABEMA/大相撲チャンネル)

新横綱・大の里、名古屋IGアリーナこけら落としで盤石白星発進「あまりにも強い…」とファン騒然も…元若乃花「緊張してるね」指摘