【写真・画像】瓜田純士、“アウトローのカリスマ”が壮絶KO負け ブレイキングダウンを引退へ 1枚目

 これまでブレイキングダウンを盛り上げてきた“アウトローのカリスマ”が、この試合で引退を宣言して臨んだ決意のリングで壮絶KO負けを喫した。

【画像】瓜田純士、戦慄の右で衝撃の失神KO(複数カット)

 朝倉未来がCEOを務める、1分間最強を決める格闘技イベント『BreakingDown16』が13日に大阪・おおきにアリーナ舞洲で開催。第22試合ウェルター級ワンマッチキックルールで、貴a.k.a悪魔王子と瓜田純士が対戦し、貴a.k.a悪魔王子TKO勝ちを収めた。

 以前は共闘していた二人だったが、オーディションで大阪と茨城の“喧嘩自慢”による激しい乱闘が巻き起こった際、大阪監督である瓜田に「俺とやってくれよ」と悪魔王子が詰め寄たことが引き金となり対戦が決定。

 また、瓜田は今大会を最後に引退することを示唆。Xでは「瓜田さんが居ると安心する その言葉が嬉しかったからこそ、今回を最後にするのは少し心苦しいけど、引き際が本当に大事だと思うので、明日の試合を最後にしたいと思う。BDに関わることができて自分は幸せ者だ。 明日は最高な相手と真剣勝負をして幕引きする」と語っていた。

 それ以外にも、瓜田は「16」オーディションで、溝口勇児COOらブレイキングダウン運営側と口論。「体を張っている選手を第一に考えていない」「見えない圧力をかけている」と訴えかけており、これまで以上に“特別な想い”を抱いて臨む大会となっていた。

 そうした背景もあってか、序盤から激しい打ち合いがスタート。すると早々に悪魔王子のボディへのミドルキック、左フックが入り、瓜田はフラフラと金網にもたれかかる。ダウンは取られなかったものの、すでに足元はおぼつかない。それでも瓜田は根性を見せ、前へ前へと突進していくが、最後は悪魔王子の右ストレートが顎をとらえレフェリーストップ。試合後は互いに抱き合い「ありがとう」「リスペクト!」と健闘を称え合っていた。

瓜田純士、“アウトローのカリスマ”が壮絶KO負け ブレイキングダウンを引退へ