
海に仕掛けを落とし、とんでもない大物をゲットする動画がYouTubeに投稿されました。「うらやましい」「夢がありますよね」と反響を呼び、動画は記事執筆時点で5万7000回以上再生されています。
投稿者はデイキャンプとボート釣りの動画を多数公開している「サラ坊」(@tvsaraboutv8649)さん。以前には、秋の早朝のボート釣りで大物を次々と釣り上げる様子が話題になりました。
今回は、海へボートを出して“落とし込みサビキ釣り”を行ってみます。これはエサを模した擬似餌になっている仕掛け針で、まずベイト(エサとなる小魚)を釣り、そのままその小魚をエサにして大物を狙う釣りの方法です。
収録日は6月13日であいにくの小雨でしたが、水温などの状況は悪くないとのこと。波がほとんどないベタなぎで釣りやすい状態といえます。
仕掛けを海に落とすと、早速25センチほどのイサキがかかります。これは擬似餌に直接食いついたものです。これを引き上げて再び仕掛けを海に落とすと、今度はすぐにイラとイサキがかかります。サラ坊さんはイラの姿に、「わーうれしい! 開始早々こんなにいい魚が」と声を上げました。
さらにすぐ、イサキと40センチ超のキジハタを同時に釣り上げます。どちらも小ぶりですが、開始から間もないのにもう4匹も釣り上げてしまいました。このうちキジハタはリリースし、他の魚はシメてからクーラーボックスへ移します。
この後、場所を変えつつ大物を狙いますが、イサキばかりが釣れてしまい、ベイトをまず釣ってから大物釣りへつなぐ落とし込みサビキ釣りがなかなかできません。
しかし、水深の深いポイントへ移動したところ小サバが2匹かかったので、これで大物を狙うことに。「うわぁ、きたぁ! きたきた!」と叫ぶと、竿が大きくしなります。リールを巻き上げてついにゲットしたのはマダイです。
「やったー、最高の魚が釣れたー!」「こんないいマダイ、本当に久しぶりに釣った」「何より、落とし込みが成功したのがうれしい」と喜びをあふれさせます。
さらに、大物らしき魚が何度か針から外れることを繰り返したあと、大きく竿がしなります。「重た! さあ、これはなんだ」「根魚っぽい」と興奮ぎみに引き上げてみると、50センチほどのオオモンハタでした。「めちゃめちゃ高級魚」「これはうれしい」とまた喜びます。
そして、大きなキジハタ、オニカサゴ、もう1匹のマダイもゲット。「今回、なかなか爆釣といっていい」と釣りの成果を振り返りました。
家に持ち帰った魚はまず、ウロコやヒレを取って内臓を抜き、マダイは皮を引いておきます。イサキは開きにして塩水に漬けたあと、一夜干しにします。
マダイ、キジハタ、オニカサゴのアラはお湯をかけて臭みを抜いたあと、鍋に1時間ほどかけて出汁を取ります。出汁を取った後のアラに残っている身は塩を振って夫妻でつまんでいました。めっちゃおいしそう……!
黄金色に輝く出汁は玉子と混ぜて茶碗蒸しにします。具はタイの切り身と銀杏とミツバです。旨味たっぷりの出汁を使うので、味付けは塩だけで十分だそうです。
出汁が少し残ってしまったので、これで少量の炊き込みごはんを作ることにして、真鯛の切り身を具にします。鯛めしだ、これ……!
この日の食卓に並んだのは、アラの出汁で作ったマダイ入り茶碗蒸しと鯛めし、刺身盛り合わせ、マダイとキジハタとイラの握り寿司というラインアップ。どれもこれもとてもおいしかったそうです。
高級魚を次々と釣り上げる様子に、「爆釣最高ですね!」「全部最高の魚ですね」「それにしても大漁!!」「綺麗で良い真鯛️ 旨そう」「爆釣でうらやましいです」というコメントが寄せられています。
また、料理について、「料理もお見事です!」「釣りも、凄いですが、料理の素晴らしいのに、ビックリしてます、奥様や子供さんは幸せですね」「良いな〜夫婦で魚つまみ食いするの。贅沢な出汁〜」という反応も見られました。
サラ坊さんは、YouTubeチャンネル「サラ坊TV sarabouTV」での動画投稿の他、X(Twitter/@sarabouTV)でも情報を発信しています。
画像提供:YouTubeチャンネル「サラ坊TV sarabouTV」

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