
「本当に人が住めるようになるのか?」と思うような絶望的に荒廃したボロボロの家をリフォームする動画がYouTubeで42万回以上再生され注目を集めています。
動画を投稿したのは、家のリフォームDIYやキャンピングカーの改造などを紹介しているYouTubeチャンネル「TTI English - Technology」(@TTIenglish)です。
今回の動画はYouTubeチャンネル「99 Projects」(@99Projects)と協力して公開。同チャンネルを運営するアメリカ在住の男性が、廃墟といってもいいほどのボロ家を購入したことが明かされます。
長年誰も住んでおらず放置されたままだったようで壁は朽ち果て、家の地盤を支える基礎は劣化、屋根は雨風にさらされて枯葉が積もって苔や草が生い茂った状態でした。
家の中はまるでホラー映画
家の中を見てみると、天井から得体の知れないものが垂れ下がり、暖炉はまるで焼却炉のような状態。まるでホラー映画のように荒れ果て、これは「もはや取り壊して立て直すしかないのでは?」と思ってしまいそうなほど。
それでも男性は家を建て直そうとせず、大規模なリフォームに挑むことを決心したのです。まずは2階の古くなった柱や壁を取り壊したあと、家の傾きをジャッキアップによって補正。さらに地盤を支える基礎を、新たにコンクリートを流し込んで作り直すことにしました。
基礎ができたら、室内の古い床と壁を取り壊してほぼスケルトン状態に。新たに床を支える柱や壁を作り直したのです。
リフォームはまだまだ行われ、傷んだ部分をひとつひとつ解体しては再構築。断熱材を入れ直して電気や水道といったライフラインもゼロから整備しました。
完成した家が「もはや別物」
そしてようやく完成した家の内装はもはや“別物”とも思えるほどの変貌を遂げたのです。木の素材をそのまま生かした壁は明るく洗練された空間を生み出し、キッチンはコンパクトながらも清潔で快適そうです。
2階へ通じる階段は、古いものをそのまま生かしてペンキを塗っているのですが、床の色とマッチした色合いでとてもステキに見えます。
家をまるごと生まれ変わらせる動画に対し、コメント欄では「素晴らしい変貌ぶり、同じ家とは思えない」「よくやった! まるで新築みたいにステキだ」「どうなってるの」「もはや立て直したほうが早いのに」といった驚きや称賛の声が多数寄せられました。
YouTubeチャンネル「TTI English - Technology」(@TTIenglish)には、この記事の執筆時点で179万人以上の登録者がおり、他にも火事で全てを失った男性が自分で家を建てたり、たった200日で家を建てる動画などが投稿されています。
画像はYouTubeチャンネル「TTI English - Technology」から引用

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