
ケイト・ブランシェットとマイケル・ファスベンダーが夫婦役で共演した「ブラックバッグ」の予告編とメインビジュアルが公開された。
メガホンをとったのは、「オーシャンズ」シリーズほか数々のヒット作を手掛けてきたスティーブン・ソダーバーグ監督。脚本は「スパイダーマン」「ジュラシック・パーク」など多くのブロックバスター作品を送り出してきたデビッド・コープが手掛け、「KIMI サイバー・トラップ」「プレゼンス 存在」に続き、ソダーバーグと3度目のタッグを組んだ。
「それでも夜は明ける」「スティーブ・ジョブズ」でアカデミー賞にノミネートされたファスベンダーが演じたのは、ポーカーフェイスのエリート諜報員ジョージ。オスカーを2度受賞したブランシェットは、魅惑と疑惑に満ちた妻・キャスリン役を務めた。エリート諜報員と二重スパイの巧妙に練られた頭脳戦が展開し、複雑に仕掛けられた罠とウソの応酬が描かれる。米レビューサイト「ロッテントマト」では96%フレッシュ(7月2日時点)という高評価を獲得している。
英国の国家サイバーセキュリティセンター「NCSC」のエリート謀報員ジョージに課せられた極秘任務「ブラックバッグ」は、国家を揺るがす不正プログラム「セヴェルス」を盗み出した組織内部の裏切者を見つけ出すこと。容疑者は諜報員のフレディ(トム・バーク)、ジミー(レゲ=ジャン・ペイジ)、情報分析官のクラリサ(マリサ・アベラ)、局内カウンセラーのゾーイ(ナオミ・ハリス)、そしてジョージの愛妻で凄腕諜報員のキャスリン(ブランシェット)の計5名。ミッションのタイムリミットは1週間。妻が国家を裏切った容疑をかけられ、ジョージは結婚生活への忠誠と祖国への忠誠の板挟みになる。
予告編は、ジョージとキャスリン自宅で意味深な会話を交わすシーンから始まる。「どこへ?」と問うジョージに、「ブラックバッグ《極秘任務》」と答えるキャスリン。キスをする2人の甘く親密な空気の裏には、一体何が隠されているのか。上層部のアーサー(ピアース・ブロスナン)から「二重スパイを探せ」という命を受けるジョージの顔は曇りを帯び、一気に緊迫感が増していく。
「ブラックバッグ」は、9月26日より全国ロードショー。

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