
「ホンダの無双が止まらない」“N-BOX”がまたまた快挙!2025年上半期で登録車を含む新車販売台数第1位を獲得【10年連続軽四輪車No.1】の画像一覧
ホンダの軽自動車「N-BOX」の2025年上半期(1〜6月)における販売台数が103,435台となり、登録車を含む新車販売台数第1位を獲得したことが明らかになった。2011年12月に誕生した初代N-BOXは、翌年以降、自動車総合販売台数ランキングの上位常連になり、2015年から10年連続軽四輪車第1位、四輪総合順位でも2022年から3年連続第1位を更新し続けている超人気車種で、今年も好調な販売が続いている。
誕生以来、自動車総合販売台数ランキングの上位常連
2011年12月に販売が開始された初代N-BOXは、軽自動車のレベルを超えた作り込み、センタータンクレイアウトによる軽乗用車最大級の室内空間やリアゲート開口部の低さなど使い勝手の良さが評価されてたちまち人気者となり、翌年以降、自動車総合販売台数ランキングの上位常連になった。
2017年に登場した2代目でその勢いはさらに増し、初代で達成した軽自動車販売台数ナンバー1のポジションを確固とする超人気車種となり、現代の国民車と言われるようになった。
現行型は2023年に登場した3代目で、初代から定評のある、室内空間の広さ、使い勝手の良さ、優れた走行性能・燃費性能、運転のしやすさなど「基本性能」をさらに高い次元に引き上げるとともに、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を全タイプに標準装備するなど安全性能も高められた。
現行3代目では、2024年9月にはアウトドアのニーズに応えた第3のモデル「N-BOX JOY」が追加され、2025年4月の一部改良ではダーククロームメッキやアクセントカーでより高級感のある仕立てに変更されて、さらに魅力を高めている。
■ホンダ N-BOXシリーズの軌跡
- 2011年12月:初代N-BOX発売
- 2012年7月:N-BOX +発売
- 2014年3月:累計販売台数 50万台達成
- 2014年12月:N-BOX SLASH発売
- 2016年12:累計販売台数 100万台達成
- 2017年9月:2代目N-BOX発売
- 2019年2月:累計販売台数 150万台達成
- 2021年5月:累計販売台数 200万台達成
- 2023年10月:現行3代目N-BOX発売
- 2023年12月:累計販売台数 250万台達成
- 2024年9月:N-BOX JOY発売
- 2025年4月:現行3代目N-BOX初めての一部改良
もはや日本の暮らし、生活になくてはならない存在
ホンダ N-BOXシリーズの年度販売台数推移を見てみると、デビューした2011年こそ12月の販売開始であったため2,860台にとどまっているが、翌2012年はいきなり20万台を突破し軽四輪車で第2位になると、2013年にはついに1位を獲得。その後、販売台数がやや伸び悩んだ時期があったが、2代目N-BOXの登場とともに20万台に復活し、20219年には253,500台を記録している。
販売開始から13年半で累計販売台数2,842,287台はとんでもない数字であり、今年も上半期だけで103,435台を記録。いまや「日本でもっとも売れているクルマ」というだけでなく、日本の暮らし、生活になくてはならない存在となっている。
■ホンダ N-BOXシリーズ年度販売台数推移
(全軽自協調べ)
販売台数 | 軽四輪車順位 | 四輪総合順位 | |
---|---|---|---|
2011年 | 2,860台 | 45位 | 165位 |
2012年 | 211,155台 | 2位 | 4位 |
2013年 | 234,994台 | 1位 | 3位 |
2014年 | 179,930台 | 2位 | 5位 |
2015年 | 184,920台 | 1位 | 2位 |
2016年 | 186,367台 | 1位 | 2位 |
2017年 | 218,478台 | 1位 | 1位 |
2018年 | 241,870台 | 1位 | 1位 |
2019年 | 253,500台 | 1位 | 1位 |
2020年 | 195,984台 | 1位 | 1位 |
2021年 | 188,940台 | 1位 | 2位 |
2022年 | 202,197台 | 1位 | 1位 |
2023年 | 231,385台 | 1位 | 1位 |
2024年 | 206,272台 | 1位 | 1位 |
2025年(1-6月) | 103,435台 | 1位 | 1位 |
文/近藤暁史 写真提供/本田技研工業

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