
【MLB】ジャイアンツ 2—5 ドジャース(7月13日・日本時間14日/サンフランシスコ)
ドジャースの山本由伸投手がジャイアンツ戦に先発出場。強打者ラファエル・デバースとの真っ向勝負で三振を奪うと、その内容に相手ベンチが思わず“諦め顔”を見せる場面があった。
この日、95マイル超のストレートを軸に多彩な変化球を織り交ぜ、テンポ良くアウトを重ねていた山本。ドジャースが2点リードで迎えた6回、打席にはジャイアンツの主砲デバース。カウント3-1と不利な状況から投じた5球目は、外角低めギリギリに決まる95.5マイル(約153.7キロ)のストレート。四球を確信していたデバースも驚きの表情を見せ、球場にはどよめきが広がった。

続く6球目、山本は外角寄りに92.3マイル(約148.5キロ)のカットボールを投じた。デバースのバットは空を切り、見事に空振り三振を奪ってみせた。するとその直後、ジャイアンツのボブ・メルビン監督も、ベンチで首を横に振りながら“これはムリ”とでも言いたげな“諦め顔”を浮かべた。
中継の視聴者からは「宝石のような山本」「モロモロしてきたー!」「これが日本のエース山本」「コレにはデバースさんもピョンピョン」「魔球スプリット」「制球バツグンだな」など、山本の圧巻の投球に対する絶賛の声が相次いだ。
この日、山本は7回91球を投げ、無失点7奪三振の快投を披露。9回土壇場に追いつかれたため、9勝目こそおあずけとなったが、前回登板の雪辱を果たすようなパフォーマンスで、後半戦に向けて存在感を改めて示した。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

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