池田匡志×堀夏喜(FANTASTICS from EXILE TRIBE)W主演のドラマNEXT「雨上がりの僕らについて」(毎週水曜深夜0:30-1:00、テレ東系／Lemino・TVerにて配信)の第2話が7月9日に放送された。奏(池田)を食事に誘った真城(堀)が平静を装っていたが内心、緊張していたことが描かれ、かわいくてキュンキュンとさせられた。SNSでも、「余裕そうなのに超緊張しまくって泥酔してしまう真城さん 可愛すぎ」「真城、なんだかんだで気持ちをちゃんと伝えてて良い」とコメントが寄せられた。(以下、作品のネタバレを含みます)
【写真】勇気を出して奏(池田匡志)を食事に誘う真城(堀夏喜)
■6年の時を経て再会した不器用な2人の恋模様を描く
らくたしょうこの同名漫画が原作の同ドラマは、6年の時を経て再会した、ネガティブピュアボーイと押し強めな天然男子が織りなすボーイズラブ。
学生時代の苦い思い出から同性愛者であることを隠し、恋に臆病になっている奏振一郎(池田)は、偶然入った喫茶店で、高校時代の親友で片思いの相手・真城洸輔(堀)と再会。6年ぶりの再会をきっかけに2人が過去と向き合い、自分自身を見つめ直しながら前に進む姿を描く。
奏に思いを寄せる同僚・藍沢すみれ役で渡邉美穂が、同じく奏の同僚で良き相談相手となる先輩・金森彩役で山田真歩が、奏と真城が再会するきっかけとなる喫茶店のマスター役で高杉亘が、真城の母・真城美都子役で霧島れいかが出演。
■奏は高校時代に“特別”な思いを寄せていた真城と再会する
出版社の営業として働く奏振一郎(池田)は、学生時代の苦い思い出から同性愛者であることを隠し“もう恋はしない”と決めていた。ある日、同僚のすみれ(渡邉)に告白されるが、奏は「彼女がいるから」といつもの常套句で断りを告げる。
そんな中、雨が降る帰宅途中に偶然見つけた猫をきっかけに入った喫茶店で、1人の男性に目を奪われる。その男性は高校時代の親友であり、かつて“特別”な思いを寄せていた真城洸輔(堀)だった。積極的に連絡してくる真城に対して、奏は「もうお前のこと好きになりたくない」と拒絶しようとするが、真城は「俺もお前のこと好きだから」と奏の気持ちに応えるのだった。
■真城「好きな人と2人きりで飲むのに平常心でいられるやついるかよ」
奏は気持ちが通じ合いうれしいはずなのに、どこか真城の言葉を素直に受け止められずにいた。さらに、会社で偶然耳にした女性社員らの会話が今の状況と重なり、奏は不安な気持ちは膨らんでしまう。
真城から食事に誘われた奏は緊張しながらも真城と居酒屋で会う。お酒が運ばれてくると真城は「来た来たー！」とテンションを上げ、ゴクゴクとお酒を飲んで「生き返るわ」と言う。そして「奏、飲める方？」と聞くと奏は「まあ、普通かな」と答え、真城に聞き返すと「俺が弱く見えるか？」と真城は言ってさらにお酒をあおる。奏は「真城は飲むのも食べるのも豪快だな」と笑う。
真城は他愛もない雑談をし、奏はおかげで少しずつ緊張はほぐれていくが、真城が緊張していないということは、やっぱり自分のことは好きじゃないのではないかと不安が広がる。
真城がトイレへと中座し、奏はこれまで好きになった相手の態度に傷ついて来た過去を思い出す。そして、「普通に誰かを好きになって、普通に恋をして、普通に付き合って、ただそれがしたいだけなのに、どうして俺にはできないんだろう。傷ついたり、傷つけたりしてまで誰かと深くつながりたいなんてもう思えない」と考え、真城が戻ってきたら、帰ろうと決心する。
そこに真城から「奏、助けて」と電話が来る。驚いて奏がトイレに行くと真城は座り込んでいて「真城、大丈夫!?」と声をかける。奏が救急車を呼ぼうとすると真城は目をつぶったまま「気持ち悪い…酒、クソ弱いんだ」とつぶやく。次の瞬間、真城は吐きそうになり、奏は慌てて介抱する。
席に戻って真城は水を飲み、「ダッサいとこ見られちゃったな」と落ち込む。「お前はアホかよ。酒弱いくせにあんな飲み方して」と奏が言うと「しょうがねぇだろ、緊張してたんだから」と真城。奏が「え？」と驚くと、真城は言いづらそうに「好きな人と2人きりで飲むのに平常心でいられるやついるかよ」とすねたように言う。真城はずっと普通でいたことを奏が言うと「カッコ悪いだろ、緊張してるのバレたら。今日誘うのだってどんだけ勇気いったか。昨日のことが夢じゃないかって何度も携帯見たり、どんな店にしたら奏が喜んでくれるかとか、めちゃくちゃ悩んだんだからな」と真城は言うのだった。
平静を装っていたけれど内心、緊張していた真城がかわいくてキュンキュンとさせられた。SNSでも、「余裕そうなのに超緊張しまくって泥酔してしまう真城さん 可愛すぎ」「平然としてるが実は緊張しっぱなし。この真城役の（堀夏喜）上手いですね」「真城、なんだかんだで気持ちをちゃんと伝えてて良い」とコメントが寄せられた。
◆構成・文＝牧島史佳
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