
「令和版・新一生モノ腕時計」これぞ手元を彩る芸術品!“ボーナスで狙いたい逸品”注目の機械式腕時計3選を徹底解説の画像一覧
ボーナスシーズンこそ前向きに購入を検討してみたいのが高級時計。今購入できる“一生モノ”には、どんな時計があるのでしょうか?今回ピックアップするキーワードは“芸術品”。インダストリアルデザインや伝統工芸など、芸術的表現を宿したモデルなら、時間を忘れていつまでも鑑賞していられるはず。それではチェックしていきましょう。
手元で常に眺めていたい芸術品を選ぶ!
多様性が尊ばれ、価値観も一様ではなくなりつつある現代、どの時計を選べばいいか迷う人も少なくない。そこで今回は、押さえておくべきキーワードを整理し、「令和版・一生モノ腕時計」としてふさわしいモデルを選出した。
例えば、時計に複合的な魅力を有していること。金やプラチナなど素材自体に価値があるのもそうだし、先進デザインや伝統技法によって“芸術品”のような魅力があれば、ただの時計を超越した価値が感じられるようになる。さらには費用対効果的な視点で考えると、いつでも使えるという実用性も見逃せない。ここで注目したキーワードを参考に、一生モノ腕時計と巡り合ってみてほしい。
1. 気鋭デザイナーによってラドーの名作がよりアヴァンギャルドに
名モデルをインダストリアルデザイナーのテジ・チャウハンが再構築。YGカラーのセラモスベゼルやカラフルな文字盤など遊び心があふれる。ケース径38mm、10気圧防水、自動巻き
独自開発したピロー形ラバーストラップを採用。伸縮式フォールディングクラスプで装着感もいい。
ケースバックに設けられた長細い窓から、搭載されたラドーキャリバーR764を眺められる。
遊び心にあふれた“ハズシ”の高級品として
造形もカラーもすべてがアヴァンギャルドで、絶大な存在感を主張。一方、全体に丸みを帯びたフォルムで構成されていることで柔和な雰囲気も漂い、大人びた品を感じさせる。
2. 日本が誇る伝統工芸のひとつ“会津漆塗”の螺鈿を贅沢に採用
Maker’s Watch Knot
プレミアムオートマティッククロノグラフ
時計本体¥176,000、ブレスレット¥24,200
問い合わせ:Maker's Watch Knot TEL:0800-555-7010
螺鈿技術をふんだんに採用したプレミアムなクロノグラフモデル。伝統的な螺鈿を、煌びやか過ぎず普段使いしやすいようにアレンジした。ケース径40mm、10気圧防水、自動巻き
SSブレスレットが好相性。ヘアラインとサテンの仕上げを組み合わせ、存在感を際立たせている。
シンプルな色味の淡水貝に漆を極薄く塗り、彩度を抑制。伝統をモダンに昇華させた。
3. 多様な工芸技術を集約し、類まれな伝統美を腕元で表現する
ダマスカス鋼に印伝と、古来から世界で親しまれてきた伝統技法を融合。文字盤には細かなギヨシェ彫りを施し、芸術的な魅力を放つ。ケース径40mm、5気圧防水、自動巻き
鹿革に漆で模様を付けた印伝を採用。奈良時代から日本に伝わる伝統技法であり、独特の質感や手触りが魅力。
ケースはダマスカス鋼で表現。2種類のSS素材をかけ合わせて鍛造させたもので、個性的な模様が描かれている。
取材・文/横山博之 撮影/村本祥一(BYTHEWAY) スタイリング/栃木雅広

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