
【MLB】ジャイアンツ2-5ドジャース(7月13日・日本時間7月14日)
7月13日(日本時間7月14日)に行われたサンフランシスコ・ジャイアンツ対ロサンゼルス・ドジャースの一戦で、ドジャース・山本由伸が投じたスプリットを見逃し三振を喫した打者が怒りを爆発させた。
2-0、ドジャース2点のリードで迎えた7回裏・ジャイアンツの攻撃、2死二塁の場面で打席に立った8番のケーシー・シュミットに対して山本は、散らす投球で狙い球を絞らせず、カウント1-2と追い込むと、勝負の4球目に投じたのは、内角高めぼボールゾーンから急激に沈み、ストライクゾーンいっぱいに決まる144km/hのスプリット。これを高いと見て、見送ったシュミットであったものの、球審のジャッジはまさかのストライクとなると、シュミットは驚きと怒りと落胆が入り混じったかのような表情で球審の方へと振り返り、天を仰ぎながら感情を爆発、抗議することとなった。こうした山本の投球と、シュミットの凡退リアクションに、ファンからは「どんな動きw」「これは悔しい」「そらキレる」「エグいスプリットやな」といった様々な反響が巻き起こることに。
今季の山本といえば、春先からスプリットが良く、デーブ・ロバーツ監督も「今シーズンはストレートもスプリットも打者には同じように見えている。なので由伸の球は打者にとって全部同じ軌道に見える球でも、ある球はまっすぐ、ある球は落ちたりする。これが奪三振が増えた理由だ」と、“奪三振が増えたメカニズム”を説明する形で称賛しているが、この打席のシュミットはまさに“同じように見えている”状況であったといえそうだ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

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