けさ未明に北海道へ上陸した台風5号は、午前中は北海道で降水をもたらしますが、このあと温帯低気圧へと変わっていく見込みです。
台風が通り過ぎた後も、朝鮮半島付近の低気圧と、太平洋高気圧との間で暖かく湿った空気が収束し、雨雲が発達しやすい状態となっています。
東海から西では雨が降りやすく、ところにより雨脚が強まる見込みです。
激しい降水が長く続く地域では低地の浸水や河川の増水などに警戒が必要です。最新の情報に注意してください。
西日本ではおおむね晴れて日差しが強く、引き続き厳しい暑さとなりそうです。午後はところにより、急な雷雨の可能性があります。折り畳み傘があると安心です。

気象予報士・瀬古 芙実子)

15日午前9時の予想天気図。