
日本プロ麻雀連盟の女流プロ最高峰タイトル「女流桜花」への挑戦権を争う女流桜花Aリーグの第4節B卓が7月14日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、後藤咲が卓内トップを取った。
プロ麻雀リーグ「Mリーグ」のEX風林火山・二階堂亜樹、TEAM雷電・黒沢咲といった人気選手と同卓した後藤だったが1回戦から勝負強かった。少ないリードを辛抱強く守って逃げ切りトップを取ると、2回戦は勝負手とかわし手を自在に決めて1人浮きトップで連勝した。3回戦はラスを引くものの、4回戦は2着に入って減らした分を挽回。トータルでは4戦2勝の+35.1で、同じくトップ2回だった亜樹を上回り卓内トップになった。
試合後、後藤は「今日は思い描いた手と展開がピッタリとハマっていたのでツイていると感じました。3回戦目のオーラスに黒沢さんからリーチが入って、これをアガられたら1人沈みが濃厚になる状況でドラの白を迷わず勝負したこと。ターツ選択も上手くいき、1人沈みのラスを回避して失点を最小限にできたことがとても大きく満足しています。これで来週から始まる夏休みを気分良く迎えられそうで最高です。残り3節でプレーオフと、そこから決定戦を目指して頑張ります」と笑顔に溢れていた。
【試合結果】
1位 後藤咲 +35.1
2位 二階堂亜樹 +25.3
3位 鴨舞 ▲4.5
4位 黒沢咲 ▲55.9
◆女流桜花 2006年度に設立された、日本プロ麻雀連盟所属の女流プロによる1年のリーグ戦。上位16人がAリーグで、年間成績上位3人が前年度の女流桜花と3日間、半荘12回に女流桜花決定戦を行う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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