竹野内豊が主演を務めた映画「雪風 YUKIKAZE」の場面写真が一挙披露された。駆逐艦「雪風」の艦長を演じた竹野内豊をはじめ、玉木宏、奥平大兼らの姿がとらえられている。

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80年前、数々の激戦を最前線で戦い抜いた駆逐艦「雪風」は、僚艦が大破炎上していく中、絶えず不死身ともいえる戦いぶりを見せ、いつしか"幸運艦"と呼ばれるようになる。主力である甲型駆逐艦38隻のうち、ほぼ無傷で終戦を迎えたのは「雪風」ただ一艦のみだった。本作は、その勇姿を史実に基づいたフィクションとして描く。

「雪風」艦長・寺澤一利役を竹野内が演じ、先任伍長・早瀬幸平役の玉木、若き水雷員・井上役の奥平に加えて、當真あみ、田中麗奈、益岡徹、石丸幹二、中井貴一ら豪華俳優陣が顔を揃えた。

場面写真には、寺澤艦長(竹野内)の着任式や、艦橋で双眼鏡を手に士官たちへ指示を出す姿に加えて、長年「雪風」に乗り、艦のことを知り尽くした先任伍長の早瀬(玉木)が、海に投げ出された仲間たちを一人でも多く助けようと懸命に手を伸ばすさまが切り取られている。さらに、ミッドウェイ海戦で沈没した巡洋艦から海に投げ出され、早瀬に命を救われた過去をもつ井上(奥平)が、「雪風」の乗員となり、早瀬と再会を果たすシーンもお披露目された。

信州で暮らす早瀬の妹・サチ(當真)は母と一緒に兄の無事を祈りながら懸命に生き、寺澤の妻・志津(田中)も夫の無事を祈りながら毅然と一人娘を守り、帰りを待ち続ける。そして、海上特攻となる連合艦隊最後の作戦に向かう戦艦「大和」の第二艦隊司令長官・伊藤整一(中井貴一)は、未来に繋ぐある決断をする。

「雪風 YUKIKAZE」は8月15日より全国公開。

「雪風」の艦長を演じた竹野内豊 （C）2025 Yukikaze Partners.