【写真・画像】 1枚目

 将棋の藤井聡太王位(竜王、名人、王座、棋聖、棋王、王将、22)に永瀬拓矢九段(32)が挑戦する伊藤園お~いお茶杯第66期王位戦七番勝負第2局が7月15日兵庫県神戸市の「中の坊 瑞苑」で行われている。藤井王位の先勝で迎えた有馬対局は、第1局の千日手局、指し直し局に続いて本局でも角換わりの戦型が選ばれた。

【映像】藤井王位VS永瀬九段 注目の第2局

 防衛6連覇を目指す藤井王位に、王位初挑戦の永瀬九段が挑戦する“真夏の七番勝負”第2局。本局は、第1局の千日手局、指し直し局に続いて「角換わり」の戦型が選ばれた。腰掛け銀から永瀬九段が過去に経験のある将棋へと進行すると、藤井王位が手を変えて異なる道を選択した。

 ABEMAの中継には、伊藤真吾六段(43)が出演。藤井王位が攻勢に出たポイントについて、永瀬九段の後手陣は大駒が露出している状態と指摘。「角を隠される前に攻めたい」と狙いを解説していた。中盤の難所を迎えているが、指し手のスピードから永瀬九段の研究範囲と見られている。1日目から本格的な戦いが始まるのか、今後の展開から目が離せない。

 持ち時間は各8時間の2日制、先手番は藤井王位。

【昼食の注文】

藤井聡太王位 神戸牛すき鍋膳
永瀬拓矢九段 神戸牛肉うどん膳(大盛り)

【昼食休憩時の残り持ち時間】

藤井聡太王位 5時間21分(消費2時間39分)
永瀬拓矢九段 7時間39分(消費21分)

(ABEMA/将棋チャンネルより) 

「角を隠される前に攻めたい」藤井聡太王位VS永瀬九段の“有馬温泉対局”は中盤の難所に突入/将棋・王位戦第2局