
将棋の藤井聡太王位(竜王、名人、王座、棋聖、棋王、王将、22)に永瀬拓矢九段(32)が挑戦する伊藤園お~いお茶杯第66期王位戦七番勝負は7月15日、兵庫県神戸市の「中の坊 瑞苑」で第2局の対局を行い、手番の永瀬九段が76手目を封じて指し掛けとした。あす6日午前9時頃に封じ手を開封し、対局が再開される。
防衛6連覇を目指す藤井王位に、王位初挑戦の永瀬九段が激突する“真夏の七番勝負”第2戦が神戸市で始まった。本局は、藤井王位の先手で角換わり腰掛け銀の出だしに。永瀬九段にとっては前例のある将棋で進行したが、藤井王位が手を変えて攻めに出る道を選んだ。
中盤の難所までは永瀬九段の研究範囲だったか、持ち時間をほとんど使わずに進行。しかし、夕方からは手を止め2時間超えの大長考のまま封じ手の時刻を迎えることとなった。
午後6時に立会人の福崎文吾九段(65)が封じ手の定刻となったことを告げると、手番の永瀬九段はすぐに封じる意志を示して指し掛けとした。封じ手の考慮時間は2時間24分。
指し掛け時点でABEMAの「SHOGI AI」は互角の数字を表示。激戦が見込まれる2日目の戦いで、先に抜け出すのはどちらか。第2局はあす16日午前9時頃に封じ手を開封し対局が再開される。持ち時間は各8時間の2日制。
【封じ手時点での残り持ち時間】
藤井聡太王位 4時間6分(消費3時間54分)
永瀬拓矢九段 4時間36分(消費3時間24分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)

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