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 万博で、まさにいま注目されているトピックを紹介する日刊大阪・関西万博。7月15日(火)は、イタリアパビリオンにやってきた「アトランティコ手稿」の追加展示が注目を集めている。

 「万能の天才」レオナルド・ダ・ヴィンチによる『アトランティコ手稿』の新規2点が、イタリアパビリオンに到着した。この手稿はヴェネランダ・アンブロジアーナ図書館が所蔵するデッサンと注釈から成るもので、内容は数学、幾何学、天文学、植物学、動物学、土木工学、軍事技術など多岐にわたる。これまでもイタリアパビリオンでは2点の『アトランティコ手稿』が展示されていたが、今回新たに2枚が追加で展示される。

 なお、この『アトランティコ手稿』の詳細についてはブロガー・コラムニストのヴィズマーラ恵子さんが解説した投稿が詳しく、それによるとアトランティコ手稿は芸術、工学、科学の調和の象徴であり、イタリアのアイデンティティと革新力の源泉となっている。なお、ミラノからの出発前には非常に厳重な検査が行われ、1枚ごとに約400万ユーロ(約6億8,000万円)の保険がかけられているという。

 これに対し、X上では「「本物」の火の玉ストレート連発すぎてもはや毎週来場したくなるレベル」「これも見たいし、また並ぶか…2時間半…」「もう意味不明な素晴らしさ」「イタリア館、最後まで全力で私達を喜ばせようとしてくれてる」などのコメントが寄せられている。

「本物の芸術品」ラッシュが止まらない!イタリアパビリオンに新たな展示品、ダ・ヴィンチの手稿が到着