5年前や10年前……。少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘!」。今回は2023年10月にYouTubeへ投稿された、“築50年500万円のボロ家”の劇的なリノベーションを紹介します。ビフォーアフターの劇的な変化が反響を呼び、記事執筆時点までに84万回以上表示され、1万7000件のいいねを集めています。

【画像】リノベ後のお部屋

 動画を投稿したのはYouTubeチャンネル「Paradi Show」のゆうこさん。ゆうこさんと夫のビルさんはアメリカと日本で二重生活をしている夫妻で、ゆうこさんは長男の海(かい)くん、向陽(コビ)くん、らいあんくんの3人の息子と日本で暮らし、ビルさんはアメリカと日本を行ったり来たりしています。以前には、アメリカ人の親友に日本のお土産を渡したときの様子が話題になりました。

 今回は、日本で500万円で購入した築50年の家を、施工会社の手も借りつつ50日間かけてリノベーションした結果を報告。来日中のビルさんと一緒に家族で協力して、リビングダイニングキッチンの網戸の張り替え、壁紙張り、壁掛けテレビの設置、カーテンの取り付けなどを行う様子も伝えています。

 もともとのキッチンは小さな部屋になっていましたが、壁を取り払ってリビングとダイニングとを一体に。オークションサイトで20万円で落札したシステムキッチンを設置しました。

 タイルの天板と陶器のシンクがすてきなキッチンは対面式で、リビングダイニングにいる家族を見渡せます。

 ダイニングとリビングになった空間も元は和室。しかし、引き戸や押し入れを撤去して1つの広いスペースとすることで、以前が思い出せないほど明るく開放的な部屋になりました。

 作業途中のリビングダイニングではこの家で初の夕食をとる場面も。改装前にこの家を見たときは古さに不安を感じていたビルさんも、「想像をはるかに超えてよくできたよ」と満足そうでした。

 また、リビングにはアメリカで使っていたものと同じソファを設置。サイズが大きく、そのまま横になれるのが魅力だそうです。

 ビルさんは日本滞在中、リノベーション作業に全面協力。最後には自らカメラを持ってのルームツアーも行っていました。ビルさんだけでなく家族全員がこの結果には満足しており、動画では多くの笑顔があふれていました。

 元の家が思い出せなくなるほど劇的なリノベーション結果に、「凄く明るい家になりましたね!」「こんな素敵に変われるんだ!」「あの古いお家がこんなに広くて明るいお家に生まれ変わるなんて誰が想像したでしょう」というコメントが寄せられています。

 また、多くの作業を家族で協力して行ったことについて、「面倒くさがらずにちゃんとお手伝いするお子さん達に拍手です。きっと一生の良い想い出となりますね」「皆さんの協力も有りますが素人がこのように素晴らしいリノベーションをやり遂げちゃうなんて、感動しました」という声も上がりました。

 同チャンネルでは家のことの他、家族の日常や日米の文化の違いを紹介する動画も公開。Instagram(@paradishow5)でも情報を発信中です。

画像提供:YouTubeチャンネル「Paradi Show」

【画像】リノベ後のお部屋