ニューヨークさらば青春の光の4名が、“愛”をテーマに人間の“欲望”をあぶり出し、つい覗き見したくなる“瞬間”にしゃぶりつく、遠慮を知らないドキュメントバラエティ『愛のハイエナ』。

(関連:【写真】「来たくねぇんだけど、この店」素行の悪いメンバーと激突する山本裕典

 そのシーズン4、3話が7月15日に配信された。今回は「山本裕典、ホストになる。一触即発の店舗改革編」と題し、これまでホストとしての経験を積んできた山本が、山本のホストの師匠ともいえる軍神(心湊一希)とともに、営業不振が続き閉店に追い込まれた店舗の立て直しに協力するという新展開の2回目。

 その舞台となったのは旧MISTことSiVAH。営業不振だけでなく、素行の悪いメンバーが集まっているがゆえ、治安も最悪。そこで今回山本に求められたのは「過去を壊す」こと。LiTAからの刺客・七海葵と戦力外ホストだった涼海司とともに店舗再生メンバーへと選ばれたのだ。

 そんな新章の初回はまさかの旧MIST陣営との喧嘩が勃発。山本が店を出ていき、帰ろうとする一幕も見られた。それゆえ、今回山本は「来たくねぇんだけど、この店」と足取りが重い様子。そんな中、軍神は「向き合うことが大切。お互いを知ることが大切」と旧MIST陣営と山本を組ませ初回接客を行うことを指示した。

 最初に組んだのは、旧MISTの代表的な存在、玲。しかし、ここでは両者の間になんともいえない空気が流れており、お互い歩み寄ることができない。2回目には、軍神が「まず外見から褒めて、裕典くんがもっと玲の話題を出してあげたらいい」とコメントしてみせた。

 それを受け、2回目の接客では玲と距離感を縮める。しかしながら、送り指名を獲得したのは山本と別のホスト。なかなか軍神の思うようには行かなかった。

 次に山本と組んだのは本気湊。前回目を見開き喧嘩を止めた、血気盛んなホストだが、初回接客中は山本を褒め、良い関係性を築き上げる。実は本気湊「仕事とプライベートは違う。もし嫌いな奴とついても、僕はそいつを会話に混ぜる。楽しい空間を女の子に提供することをプロとしてやっている」とコメント。かれのホストに対する“本気”具合を見た瞬間だった。

 しかし、その後、またも両者は激突。いくらリスペクトがあるといっても、いきなり外からやってきた人たちに「再建する」と言われても、MIST陣営としては、ここまでの苦労があるからこそ、納得いかなくて当然だ。なかなか難しい展開だが、果たして両者はどうなるのか。今後の展開が見逃せない。

 番組の後半では、セクシー女優が本気で恋人探しに本気で挑む、人気恋愛企画「ピュアな恋しちゃダメですか?(通称:「ピュア恋」)の3回目が配信に。

 20歳の渚あいり、22歳の浅野こころ、来年引退する竹内有紀30歳、そして昨年引退した架乃ゆら26歳の4名が、前夜に気になる人に渡したブレスレットの行方が放送された。しかし、その後、恋の矢印は想像以上に入り乱れる。多くの参加者が少しでも気になる相手とのツーショットタイムを過ごした。

 しかし、その中で印象的だったのは、ツーショットを過ごしたがゆえに距離が縮まるとは限らないということ。特に印象的だったのは、ブレスレットを渡したものの選ばれなかったあいりりゅうのペア。りゅうは「話してみたら年齢差を感じなかった」と嬉しそうであったが、あいりは「いい子だね」にまだ聞こえちゃうと、肝心の踏み込んだ話ができなかったと恋愛対象から外れたかのようなコメントを残していた。

 次週はいよいよ同企画のフィナーレ。いったいどんな結末を迎えるのか、楽しみだ。

(文=於ありさ

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