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 LINE WORKSは、2025年7月2日付けで、「LINE WORKS Vision」と「Drive Plus」が国土交通省の新技術情報提供データベースシステム「NETIS(New Technology Information System)」に登録されたことを発表した。

 NETISとは、国土交通省が新技術の共有や提供を目的に整備するデータベースシステム。政府は、工事の効率化を進める上で、NETIS登録技術の利用を推進しており、実際に登録技術を活用された場合には、効果に応じて工事成績評定の加点対象になる。

 2024年5月には、ビジネスチャット「LINE WORKS」がNETISに登録されており、その後、2025年4月に「LINE WORKS AiNote」と「LINE WORKS ラジャー」が補完するサービスとして追加された。今回さらに、LINE WORKS VisionとDrive Plusが登録された形だ。

 LINE WORKS Visionは、クラウド型の映像録画サービス。フルHDの高画質で、建設現場などに設置されたカメラの映像をPCやスマートフォン、タブレットなどからリアルタイムに確認できる。モーション検知機能を標準搭載し、危険エリアへの立ち入りなどを自動検出し、LINE WORKSのトークルームに即通知することも可能だ。

 Drive Plusは、LINE WORKSのクラウドストレージである「Drive」機能を強化する有償オプション。ファイルの保管・共有に加えて、直接編集や複数人での同時作業、CADファイルのプレビューなど、現場業務で求められる機能を幅広くカバーする。

LINE WORKSの“クラウド映像録画サービス”などが国交省「NETIS」に追加登録