
ブラッド・ピットが主演した「映画『F1(R) エフワン』」(公開中)の音楽メイキング映像が、このほど公開された。映画音楽の巨匠ハンス・ジマーが入念な取材のもと本作の音楽作りに挑む様子を収録している。
6月27日より日米同時公開を迎えた本作は、極限までリアルを追求した迫力の映像とチームで頂点を目指す胸アツストーリーが多くの観客の心を掴み、世界興収オープニングは1億4400万ドルを突破(Box Office Mojo調べ)。ピット主演映画としても「ワールド・ウォーZ」の1億1200万ドルを超えて、史上最高のオープニング記録となった。公開3週目の7月13日(現地時間)時点で、全世界興収は約578億円(3億9339万ドル/1ドル147円換算/Box Office Mojo調べ)を突破。日本では公開から11日間で早くも10億円突破を果たしたが、公開3週目の7月13日時点で動員78万4709人、興行収入13億3861万9980円を記録している。
迫力満点の映像や、主演ピットの永久不滅なかっこよさに絶賛の声が鳴りやまない本作。そんななかで映画音楽の巨匠ジマーが手掛ける劇伴にも熱い注目が集まっている。
「エンジン音×ハンス・ジマー=最高の化学反応によって生まれた音圧、全てにおいて興奮が止まらない」
「音楽が本当に良かった!!さすがハンス・ジマーだよ。もうずっと聴いてる」
「でっかいスクリーンに飲み込まれながら、ハンス・ジマーの音楽を爆音で浴びながら、地面スレスレを走るの至福」
「特に印象的だったのは、ハンス・ジマーによるサウンドの圧倒的な迫力。映画館でしか体感できない『音の臨場感』に鳥肌が立ちっぱなし」
「トップガン マーヴェリック」に続き、コシンスキー監督、製作のジェリー・ブラッカイマーという製作陣のもと「映画『F1(R) エフワン』」の音楽を手掛けることになったジマー。映像では、F1(R)という独特な世界を舞台にした音楽を生み出すにあたり、ジマーは「観客が劇場で映画を観た時に、本物さながらのレース体験を提供したい。視覚だけではなく音でも感じてほしい」という強い信念をもとに作曲に向き合ったことが明かされている。
自らサーキットを訪れ、本作のプロデューサーでもある現役スターF1(R)レーサーのルイス・ハミルトンとも会話を重ね、マシンに乗っている時の感覚やドライバーが感じることなどを聞き出し、それが本作の劇伴に大きな影響を与えることになった様子。自身でも「今までとは一味違うアイディアが詰まっている。危険な雰囲気を持ちつつエレガントな曲になった」と手ごたえを明かすジマーの劇伴には、コシンスキー監督も大興奮だ。「本当にワクワクする。まさに監督冥利に尽きる経験だよ。ハンスと仕事ができて光栄だ」と、絶大の信頼を寄せるジマーの手腕をあらためて絶賛している。
ほかにも、サーキットでF1(R)マシンの走行を目の当たりにし思わず笑顔を見せるジマーや、壮大なオーケストラ演奏の収録シーンなど、貴重なメイキングを堪能することができる。

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