
斎藤工主演のドラマ「誘拐の日」(毎週火曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)の第2話が7月15日に放送。 新庄(斎藤)と凛(永尾柚乃)が謎の男に襲われたシーンに多くの声が上がりSNSが盛り上がった。(以下、ネタバレを含みます)
■「誘拐の日」とは
本作は、「シグナル」「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」などを生みだした、韓国有数のスタジオ・ASTORYが2023年に製作した連続ドラマ「誘拐の日」を原作に、「下町ロケット」(2018年)、「半沢直樹」(2020年、ともにTBS系)、「愛しい嘘~優しい闇~」(2022年、テレビ朝日系)などを手がけた脚本家・丑尾健太郎氏が、日本オリジナルのノンストップエンターテインメントへと昇華。
映画「神様のカルテ」(2011年、2014年)やドラマ「星降る夜に」(2023年、テレビ朝日系)などで知られる深川栄洋氏が演出を担当する。
斎藤演じるマヌケなお人よし誘拐犯・新庄政宗と、永尾演じる記憶喪失の天才少女・七瀬凛という疑似親子の2人が、次々と襲いかかる危機を乗り越えながら犯人捜しと逃亡劇を繰り広げる“巻き込まれ型ヒューマンミステリー”となっている。
キャストは斎藤と永尾のほかに、栄進記念病院の顧問弁護士でかつて凛の家に出入りしていた元家庭教師・山崎忠を深澤辰哉(Snow Man)、政宗に誘拐を促す妻・汐里を安達祐実、新庄と汐里の娘で心臓病を患っている芽生を日下莉帆、凛を追う謎の男・ケビン福住を鈴木浩介が演じる。
また、強欲な病院副理事長・七瀬富雄に長谷川初範、栄進記念病院の看護師長・藤澤香里に望海風斗、新庄を追う所轄のベテラン刑事・須之内司に江口洋介、須之内とバディを組む若手刑事・北村高広に佐藤寛太、凛の行方を追う医学博士・水原由紀子に内田有紀が扮(ふん)する。
■凛に事実を打ち明けた新庄、凛は一瞬記憶を取り戻すが…
8歳の天才少女・凛に問い詰められた新庄はついに観念し、心臓病の娘・芽生の治療費を工面するために、裕福な病院長の娘である凛を誘拐したこと、そして凛の両親が何者かに殺害されたことを白状する。
真実を知った凛はショックを受けながらも、新庄と別れ、家に帰るためひとり警察署に向かう。しかし署に到着する直前、パトカーを見た凛は誘拐された日の記憶を一瞬取り戻し、がくぜんとする。
あの日、凛は“何か”から必死に逃げていたが、自宅の前で目にしたのはパトカーの灯だった。犯人は警察の人間なのかもしれないと思い、慌てて戻ってきた凛は、再び新庄と共に逃亡する道を選ぶ。
一方、所轄の刑事・須之内は、防犯カメラに映っていた新庄と凛の姿に違和感を覚えていた。新庄の手を引いて逃げていたのは、ほかならぬ凛だったからだ。
刑事たちは一様に殺人の前科のある新庄が凛を誘拐および彼女の両親を殺害したものと考えていたが、須之内だけは新庄が単なる誘拐犯だとは思えずにいた。
ある日、須之内たちは新庄の妻・汐里から事情を聴くが、汐里は「新庄が今どこにいるかも分からない」と話し、「3年前に家族を捨てて出て行った自分は母親失格だ」と涙するのだった。
■新庄と凛が謎の男に襲われたシーンに「ホラー展開」の声
ある夜、新庄と凛の居場所を突き止めた謎の男が2人の前に現れる。
そして新庄と凛が謎の男に襲われ、ピンチに陥ったシーンに「ホラー展開」「やばいって!」「政宗ピーンチ!」「こわっびっくりした」「この男は一体何者?」「凛ちゃんなんだかんだでいつも不安なんだな」「凛ちゃん逃げて!!」「ボコボコにされたけど政宗さんかっこいいじゃん」などの声が多く上がり、SNSが盛り上がった。
次週の予告映像では、山崎が凛のことを「彼女は普通の8歳児じゃありません」と話す場面も。第3話も楽しみだ。
◆文=奥村百恵

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