木村文乃が主演を務めるドラマ「愛の、がっこう。」(毎週木曜夜10:00-10:54※初回は夜10:00-11:09、フジテレビ系FODTVerにて配信)の第1話7月10日に放送。教師の愛実(木村)がホストのカヲル(ラウール)に念書を書かせるため、熱心に漢字を教えたシーンに多くの声が上がりSNSが盛り上がった。(以下、ネタバレを含みます)

【写真】人懐っこい笑顔とトークスキルを武器にのし上がってきたホストのカヲル(ラウール)

■「愛の、がっこう」とは

同作は、完全オリジナルストーリーで、高校教師の主人公・小川愛実とホスト・カヲルが出会い、言葉や社会を教える“秘密の個人授業”を続ける中で次第に距離を縮めていき大きな隔たりを越えてひかれ合う、禁断で純粋な“愛”を描く。

脚本・井上由美子×演出・西谷弘のタッグが、「恋への憧れの扉」をこじ開けるような、新たなラブストーリーを視聴者に届ける。

恋に奥手で真っすぐ過ぎる高校教師で3年葵組の担任・小川愛実を木村、人懐こさとトークスキルを持つホスト・カヲル(本名は鷹森大雅)をラウール(Snow Man)、愛実の親友でテレビ局の報道番組デスクの町田百々子を田中みな実、父親の紹介で愛実と出会った銀行員の川原洋二を中島歩、カヲルが働くホストクラブ「THE JOKER」の社長・松浦小治郎を沢村一樹が演じる。

また、愛実の父親・誠治に酒向芳、愛実の母親・早苗に筒井真理子、愛実のクラスの副担任・佐倉栄太に味方良介、葵組の生徒・沢口夏希に早坂美海が扮(ふん)する。

ホストクラブにハマった生徒を愛実は連れ戻そうとするが…

私立ピエタス女学院高等学校3年葵組の担任・小川愛実は、生徒の信頼を得られず、授業中にトラブルを起こしてしまう。私生活では父・小川誠治の紹介で出会った銀行員の川原洋二と結婚を前提に付き合っているが、内心モヤモヤとした気持ちを抱えていた。

そんな中、葵組の生徒・沢口夏希がホストクラブにハマり、親のキャッシュカードを使い込んでいることが発覚。愛実と副担任の佐倉栄太は、夏希を連れ戻すために歌舞伎町へと向かう。

内心おびえながら、ホストクラブ「THE JOKER」の中へと足を踏み入れる愛実。そこでは夏希がホストのカヲルに恋人のように甘えており、夏希を発見した愛実は手を引いて連れ出そうとする。

夏希は家に帰ることを拒絶するが、「THE JOKER」の社長・松浦から「今日は帰りなさい」と言われて仕方なく帰宅する。

そのあと、夏希の母から「今後一切夏希に連絡をしない」という念書をカヲルに書かせるよう要求された愛実は、ホストクラブに連絡をするが、カヲルから「客として店に来れば書いてやる」と言われてしまうのだった。

■愛実がカヲルに漢字を教えだしたシーンに「泣いちゃう…」の声

カヲルは念書を書くが、愛実から「これじゃ幼稚園児のいたずら書きじゃないですか」と言われてしまう。

その言葉を受けてカヲルは「俺、漢字あんま書けないんだよね。学校ほとんど行ってなかったから。小学校3年生までは半分くらい。中学は3日くらい」と字が書けないことを明かす。

そんなカヲルに愛実が熱心に漢字を教えたシーンにSNSでは「苦しい…泣いちゃう…」「先生優しいね」「なんか胸がギュッとした」「カヲルくんがSNSで営業しない理由もこれだよね」「カヲルくんが愛おしすぎて抱きしめたいすぎて」「先生、人が変わったみたいな対応になった」「念書のためじゃなくて『これからのため』って言葉にグッとくる」「これが2人の始まりなんですね」「愛実先生急に優しくなった」「本当は勉強したかったんだろうね」「愛実先生教えるの楽しそう」などの投稿で盛り上がり、X(旧Twitter)の世界トレンド1位、日本トレンド1位にランクインしていた。

次週以降、カヲルと愛実がどんな関係になっていくのか。第2話も見逃せない。

◆文=奥村百恵

「愛の、がっこう。」第1話より/(C)フジテレビ