探偵!ナイトスクープ

 『探偵!ナイトスクープ』(テレビ朝日系)が7月11日に放送され、ハンドボール投げ学年ビリの高校生が特訓する様子が描かれた。

【映像】「本気なの?」ハンドボール投げ学年ビリの高校生の“1投目”(実際の映像)

 視聴者から寄せられた依頼にもとづいて、探偵局長が部下の探偵たちを野に放ち、世のため、人のため、公序良俗・安寧秩序を守るべく、この世のあらゆる事どもを徹底的に調査追求する同番組。今回の「ハンドボール投げ学年ビリの高校生」は、大阪府の高校2年の男子生徒(16)から寄せられた次のような依頼だ。

『僕には中学、高校の5年間連続保持している記録があります。それは、毎年行われるスポーツテストのハンドボール投げがワースト1位という記録です。高校2年生の全国平均は26.17mなのですが、僕の記録は10m。友だちや体育の先生からも「ふざけてるのか?」と茶化されますが、至って真面目に投げた結果です。来年の高3のスポーツテストを最後に、おそらくボール投げを競う機会もなくなるでしょう。そうなると、ワースト1位の汚名を背負ったまま生きていくことになります。一度でもいいから、ワースト1位から脱出したい。もしできることなら、全国平均の26.17mを超えてみたいと思うようになりました。ボール投げが得意な探偵さん、何卒よろしくお願いいたします』

 さっそく、石田靖探偵は依頼者の元へ。ハンドボール投げはワースト1位だが、50m走は6.4秒で学年1位だという依頼者。河川敷で特訓を開始するが、第1投目は10.60m。石田探偵からは「本気でやってる?」と疑われてしまう。第2投目ではステップを踏んでみると、12.10mで、依頼者にとっての人生最高記録が出た。

 その後も特訓は続くが、なかなか記録が伸びない。そこで同級生の男の子から「遠心力を使うのはどうか?」とサイドスローを提案される。言われた通りに投げてみると、26.40mを投げ全国平均を超えることに成功。依頼者は「よっしゃあ!」と大歓喜した。

 このタイミングで、元ハンドボール日本代表選手が助っ人として登場。1年後のスポーツテストのため、サイドスローではなく基本的な投げ方をレクチャーしてもらうことに。だんだんコツを掴んだ依頼者。ラスト1投を投げてみると、結果は26.10mだった。元ハンドボール日本代表選手は「ちゃんと芯をとらえて、真っ直ぐ投げたらもっと行ける」とエール贈った。

 スタジオ観覧に来ていた依頼者は「あの後、次の日だったら30m投げれると思って、ボール持ってみたが、(筋肉痛で)肩が上がらなかった。全然投げれませんでした」とコメントした。

先生「ふざけてる?」ハンドボール投げ中高5年間、学年ビリの高校生…全国平均26.17mを投げたい!元日本代表選手の指導で汚名返上なるか?