
フジテレビの動画配信サービス・FODのドラマ『エリカ』(8月1日配信スタート、毎週金曜20:00最新話配信)の主題歌と追加キャストが発表された。
ドラマ『エリカ』は、2014年に発売された楠本哲氏原作の伝説のサイコホラーコミックス『エリカ』(少年画報社)を実写ドラマ化した作品。原作コミックスは発売から11年経った今もなお、ショッキングな展開と異常なまでの執着心が描かれる狂気性が、ホラー好きの間で話題となっている。原作の楠本哲氏は現在、毎月第3月曜日発売の『ヤングキングBULL』で、『外道外伝』([漫画]楠本哲[監修]渡邊ダイスケ)を連載中だ。
ストーリーは、徐々に見えてくるエリカのゆがんだ本性と、壊れていく臨時教員・青嶋の人生を描いていく。ただの学園ものではない奇妙な違和感がじわじわ広がっていく。
主題歌は、主演・茅島みずきが歌う「distortion」(30日配信リリース予定)。エリカの持つ、“狂気”と“歪み”がテーマの楽曲で、60秒予告映像でも使用されている。ドラマの世界観に合う、どこか不穏で中毒性のあるメロディーと歌詞が耳に残る楽曲となっている。31日公開予定のMVでは、楽曲の世界観をもとにした独創的な振付のダンスを、茅島みずきが踊っている。
また、追加キャストとして、渡辺大知、岡本玲、内野謙太、桃月なしこなどの出演も発表された。
コメントは、以下の通り。
○■渡辺大知
「ホラーの作品を観るのが大好きで、いつか自分もその世界に入りこんでみたいと思っていたので、撮影中は気合いが入りまくっていました。このドラマは「怖い」とか「気味悪い」という感情をただ嫌なものとしてではなく、ちゃんと大切な感情として人間ドラマに落とし込んでいて、どこか品を感じます。ぜひ茅島みずきさん演じるエリカに翻弄されてください。エリカほど"怖カワイイ"やつはいない!」
○■岡本玲
「はじめて原作を読んだとき、ゾクッとするような恐怖の中に、胸が締めつけられるような孤独を感じました。これは、深くて切ない「愛」の物語だ、と。そして撮影を通してその想いはさらに強くなりました。クランクアップのときにいただいたジャスミンティー。飲もうとするたびに、エリカの顔が浮かんで、まだ手が出せずにいます。(原作をご存じの方には、きっと理由が伝わるはず…泣)蒸し暑い夏の夜、ドラマ『エリカ』で背筋から涼んでください。楽しんでいただけますように」
【編集部MEMO】
茅島みずきは、4月クールに放送された主演ドラマ『霧尾ファンクラブ』(中京テレビ・日本テレビ系)でも主題歌を担当し、アーティストデビューを果たした。
(C)楠本哲/少年画報社/フジテレビ
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