九州地方最大の都市圏を形成し、経済・教育共に活発な福岡県。県内ではグローバル教育や探究型学習の導入により、注目を集める私立高校も増えてきています。

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 そこで、ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、福岡県在住の60代を対象に「近年評価が高まっている福岡県の私立高校」というテーマでアンケート調査を実施しました。

 地元の60代から支持を集めたのは、どの私立高校だったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう!

第2位:西南学院高校

 第2位は、得票率14.8%の「西南学院高校」でした。

 福岡市早良区に位置する西南学院高校は、バプテスト派の宣教師によって1916年に創立された「私立西南学院」を前身とする私立高校。「西南よ、キリストに忠実なれ」を建学の精神に、真理の探求および優れた人格の形成に励み、地域社会および国際社会に奉仕する創造的な人格の育成を使命としています。

 「神から授けられた賜物を最大限に伸ばし生かす」「真理を探究する心を養い、主体的に学び続ける力を育てる」「地域・国際社会に奉仕するための幅広く創造的な学びを支援する」を教育方針に設定。幅広い希望進路に対応できる豊富なカリキュラムが用意されているところや、習熟度や進度の違いに配慮して授業を展開しているところも魅力です。英語力の底上げと語彙力向上を目指し、絵本・雑誌・専門誌など、興味ある内容の英語の本を多読するところも特徴。2025年度の大学入試では、国公立大学九州大学佐賀大学私立大学西南学院大学福岡大学などを中心に、多くの生徒が合格しました。

第1位:久留米大学附設高校

 第1位は、得票率16.3%の「久留米大学附設高校」でした。

 久留米市に位置する久留米大学附設高校は、久留米大学商学部構内で1950年に設立された附設高等学校。「真に国家社会に貢献しようとする、為他の気概をもった誠実・努力の人物を育成する」を建学の精神、人格の完成を目指す「全人教育」を使命に、「豊かな人間性と優れた学力を備えた人間の育成」を目指しています。

 中高一貫教育になっていて、中高の6年間を2年ごとに区切り、それぞれ段階的・計画的な教育を展開。3年次には、志望校に応じた特別講座の開講や、大学入試問題を分析・研究したうえで作問・出題される校内模試の実施など、生徒の進路実現に向けた取り組みを行っているところも魅力です。体育部・文化部共に地区大会や県大会などで活躍するなど、部活動も活発。2024年度の大学入試では、国公立大学九州大学東京大学私立大学早稲田大学慶應義塾大学などを中心に、多くの生徒が合格しました。

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