
7月13日に放送された日曜劇場「19番目のカルテ」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系/TVer、U-NEXT、Netflixにて配信中)の第1話が、配信開始から3日間でTVerおよびTBS FREEで150万回再生を突破。さらに、Netflixでも配信開始翌日に日本における「今日のシリーズTOP10」で1位を獲得した。
松本潤、新しい領域の医療を演じる決意「医療従事者の方々にも納得してもらえるような作品に」
■“人を診る”総合診療医の奮闘を描く医療ドラマ
本作は、「しょせん他人事ですから ~とある弁護士の本音の仕事~」などの作画を手掛ける富士屋カツヒトの連載漫画「19番目のカルテ 徳重晃の問診」(ゼノンコミックス/コアミックス)を原作とする医療ドラマ。脚本は「コウノドリ」シリーズ(TBS系)の坪田文が手掛ける。
物語の主軸となるのは、臓器や患者の性別、年齢にかかわらず、患者の訴えを一つ一つ丁寧にすくい取り、その人の暮らしや家庭環境、心の状態までも含めてその名の通り“総合的に”診察を行う19番目の新領域「総合診療科」。
病気を診るだけでなく、心や生活背景をもとに患者にとっての最善を見つけ出し、生き方そのものに手を差し伸べる魚虎総合病院の総合診療医・徳重晃(松本潤)と医師たちの活躍を描く、新しいヒューマン医療エンターテインメントだ。
松本演じる主人公・徳重を取り巻く個性豊かなキャラクターには、正義感の強い新米整形外科医・滝野みずき役の小芝風花、魚虎総合病院の外科部長の息子で自身も外科医の東郷康二郎役の新田真剣佑、小児科の科長であるベテラン医師・有松しおり役の木村佳乃、徳重の恩師・赤池登役の田中泯など、豪華キャストが集結。彼らが徳重とどのように関わっていくのかも見どころだ。
■「他人に理解されない痛み」を抱える女性を演じた仲里依紗に絶賛の声
7月13日放送の第1話では、原因不明の全身の痛みに苦しみながら働き続けてきた女性・黒岩百々(仲里依紗)の病名を突き止め徳重。他人から症状を理解されないだけでなく、医師から正しく診断されないこともある「線維筋痛症」の苦しみに寄り添うことで、徳重が百々の心までも救う展開は大きな感動を呼んだ。
SNSでは、「病は違うけど仲里依紗さんの演技をみて当時の自分を思い出して泣いてしまった」「 やっと病名が告げられた時の気持ちすごく共感できる」「温かいだけじゃなく、時には鋭い徳重先生の言葉が響く」と反響が寄せられた他、実際にこの病気を経験した人から「線維筋痛症」を取り上げてくれたことへの感謝の声なども上がった。
7月27日(日)放送の第2話は、第1話のラストに救急で運ばれてきた少年とその兄にフォーカス。心臓に先天性の病気を抱えている少年・岡崎咲(黒川晏慈)の容態が急変したことで、兄である拓(杉田雷麟)や家族の人生にどんな展開が待ち受けるのか。そこに徳重がどう関わっていくのかも見どころだ。
魚虎総合病院に、心臓に先天性の病気を抱えている少年・岡崎咲(黒川晏慈)が救急搬送されてきた。付き添ったのは、兄の拓(杉田雷麟)。咲が生まれてから14年間にわたり主治医を務めて来た小児科医の有松しおり(木村佳乃)は、必死で処置にあたる。
一方、総合診療医の徳重(松本潤)はなぜか兄の拓を気にかけている様子。カンファレンスで咲の容態急変時の様子を気にしたり、拓や咲の父・浩司(東根作寿英)について調べたりと、医師たちから訝しがられるような行動をしていた。そんな徳重の言動に、自分の落ち度を探られているのかと感じた有松は不快感をあらわにする。

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