非常に生命力が強い植物「ヤブガラシ」を熱湯で駆除できないか試す様子が「根絶難しいですよね」「意外な発想でした」とYouTubeで話題です。動画の再生数は記事執筆時点で28万回を超えています。

【画像】4日後

 動画を投稿したのは、趣味のDIYガーデニングに関する情報を発信しているYouTubeチャンネル「庭づくり大好きおじさん」。これまでにも除草剤を使わずにドクダミやヤブガラシを駆除する方法を紹介してきました。

 今回紹介するのは熱湯を使った雑草対策です。その効果はすさまじく、カタバミなどは熱湯をかけるとすぐにしおれて翌日には枯れてしまうといいます。強力であるがゆえに周囲の土壌環境にも影響を与えるため、自己責任で行いましょう。

 そんな熱湯除草でヤブガラシだけを枯らすべく、プラスチック段ボール(プラダン)の切れ端と布テープで筒を作ります。ヤブガラシを囲むように筒をセットしたら、上から熱湯を注ぐ作戦です。実験で使っているプラダンの耐久性は高く、熱湯くらいの温度なら耐えられるとのこと。

 早速、庭の一角に生えているヤブガラシで実験! 注ぎ込んだ熱湯は少しずつ地面へ染み込んでいくため、筒の内側に湯がたまって“風呂”のような状態になりました。翌日には葉の一部が枯れ始めましたが、先端の方はまだまだ元気。再び熱湯を注いでもう1日放置します。

 最初に熱湯をかけてから3日目、2度の熱湯除草で先端の葉もしおれ、地面まで垂れ下がりました。しかし、ヤブガラシの生命力は強く、地下に埋まっている茎や根が健在だと復活してしまいます。この方法で根茎まで枯れるのか確かめるべく、さらに熱湯を2回かけました。

 5日目。地上の茎と葉が完全に枯れたところで地面を慎重に掘り返し、根茎の状態をチェック。熱湯除草の影響か、通常は硬いはずの根茎がフニャフニャになっています。

 見るからに弱体化していそうですが、ここからヤブガラシが復活する可能性もあります。そこで掘り返した土を戻して観察をすることにしました。1カ月後にどうなったか経過報告すると伝えており、どんな結果になるか楽しみですね!

 なお、実験で用いたヤブガラシは比較的小さい個体。大きく育ったものでも効果があるか今後試してみるそうですよ。

 この動画のコメント欄には「熱湯ね、破壊力すごいです!」「ピンポイント作戦いいですね」「これでまた復活したら最強」「大成功でしたらチャレンジしてみたいです」「1カ月後も楽しみです」といった感想が寄せられています。

 雑草対策をはじめガーデニングDIYに関するさまざまなテクニックは、YouTubeチャンネル「庭づくり大好きおじさん」やInstagram(@niwazukuridaisuki_ojisan)で発信中です。

動画提供:YouTubeチャンネル「庭づくり大好きおじさん」

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