秋元康氏とエイベックスの共同プロデュースによる「劇団4ドル50セント」が17日より「東京にこにこちゃん」とのコラボ公演『となりの奪言ちゃん』を上野ストアハウスにて上演。それに先立ち、16日にマスコミ向けの取材会とフォトコールを行った。

劇団4ドル50セントは2017年8月に旗揚げ、今夏で8周年を迎える。今回の公演は、約2年ぶりの劇団公演で、話題の演劇集団「東京にこにこちゃん」とのコラボ公演となり、シチュエーションコメディを展開する。中村碧十さんは「バカな高校生たちが言葉を奪われてしまう青春コメディ。ずっとふざけているように思えるけど、その中に核心をつくようなセリフも散りばめられていて、そこに注目していただきたいです」と紹介する。

また前田悠雅さんは「今回出演者が客演の方も含めて14名なんですけど、一人一人にスポットが当たっていて、一人一人の物語が濃くなっています。全員が主役、全シーンが魅力的で、感想が(書くことがありすぎて)書ききれないくらいの作品になったらいいなと思います」と語った。

本作は、昨年3期生として加入した大槻理子さんと菅原理久十さんの2名にとって初めての同劇団での公演出演となる。大槻さんは「緊張と楽しみな気持ちでいっぱい。以前7周年記念の公演を観させてもらった際に、その熱量に刺激を受けたので、今回こうして舞台に立てることが本当に嬉しく思っています。3期生として新しい風を吹かせられるように頑張ります!」と意気込んだ。

そんな大槻さんが今回演じる「星野巣火火」役について「そのまんまです。初舞台の演技なので、『ちゃんと演技できるんだね』と言ってもらえるような役柄だったら良かったんですけど、そのまんますぎてほぼ演技をしていない状態(笑)。周りからも『そのままだね』と言われます」とのこと。前田さんは「内面的な部分が同じかはわからないんですけど、みんながイメージする理子ちゃんという意味では当て書きだと思います。やりやすそうでイキイキと演技していると思います」と評する。

大槻さんも菅原さんも先輩たちとすっかり打ち解けている様子。前田さんは「私は今回の稽古を通じて、理子ちゃんのことをより知ることができたなと思えました。すごく努力家。あまり舞台経験がないから、場当たりだったり、始まる前にどうやってアップをしたらいいか、いろいろ教えてほしい、というLINEが来たのですが、私普段アップとかあまりしてないかも、と思って。改めて初心に戻って努力しなければ、と思いました」と語る。

また同劇団の公演では、毎回オリジナル曲をパフォーマンスするステージも。アイドルグループ出身の大槻さんのダンスパフォーマンスも見どころだ。前田さんが「秋元康さんが書いてくださったオリジナル曲が10曲ありまして、日替わりで披露させていただくんですけど、理子ちゃんはダンス経験があるので、私たちがまだ教えていない段階で、動画を見て一人で練習をしてくれていて、気づいたら何年も一緒に活動しているかのように踊れていて、すごいなと思います」と感心すると、「よかったです」と微笑む大槻さんだった。

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劇団4ドル50セント (後列左から)内田航、 瀬谷直矢、中村碧十 、菅原理久十、(前列左から)仲美海、森由姫、大槻理子、前田悠雅、田中音江、吉川真世