
アニメ「薬屋のひとりごと」は、華やかな後宮の裏にあるドロドロの人間関係も見どころのひとつ。第6話で描かれた“9歳の姑”の闇の深さには、猫猫(CV:悠木碧)ならずとも顔面蒼白にさせられる。
現在一挙配信中のアニメ「薬屋のひとりごと」は、日向夏氏による同名のライトノベルが原作のアニメ作品。月刊誌2誌でコミカライズもされ、シリーズ累計発行部数は4000万部を突破している。TVアニメは2023年10月より2クール連続で放送され、後宮で“毒見役”として働くことになった猫猫による推理劇や、猫猫と壬氏(CV:大塚剛央)とのコミカルなやりとりなどが人気を博し大きな話題となった。2025年1月からはアニメ第2期が放送された。
ある日の園遊会で、14歳の里樹妃(CV:木野日菜)と35歳の阿多妃(CV:甲斐田裕子)の侍女たちが言い争いをしていた。里樹妃と阿多妃が「先帝の妃と現皇帝の妃」という“姑と嫁”の関係だと聞いて、猫猫は、てっきり年上の阿多妃のほうが姑にあたるものだと考えた。
しかし実際は、14歳の里樹妃が先帝の妃で、姑の立場だった。里樹妃は9歳のとき、後宮に入ったらしい。周囲の「ありえないわよね。9つのお姑さんなんて」という言葉で勘違いに気づいた猫猫は、真っ青になってガタガタと震えていた。
これもまた後宮が抱える闇のひとつなのか……。視聴者にも「姑と嫁の常識が……」「九つのしゅうとめ……」「あの年で妃どころか姑なのか」「幼姑とは……恐ろしい」と激震が走った。
(C)日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会

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