
レクサスLMを一部改良
レクサスはフラッグシップMPVの『LM500h』を一部改良し、8月1日より発売する。
【画像】快適性が向上した改良新型レクサスLMの後席と世界の高級ミニバン 全24枚
レクサスLMは2020年に主に中国やアジア地域でのショーファードリブン用ミニバンの需要に応えるべく登場したモデル。
2023年には車名の意味する『ラグジュアリームーバー』としての価値や存在意義をあらためて見直して全面的に刷新、日本国内での販売を開始した。
全ての乗員が自然体でくつろげる乗り味と居住空間を実現する一方、ドライバーは素直で正確な操縦性で、運転の楽しさを実感できるモデルとなっている。
搭載されるパワートレインは2.4L直列4気筒ターボエンジンにダイレクトシフト6ATを組み合わせたハイブリッドで、駆動方式は4輪駆動を採用する。
価格は6人乗りの『バージョンL』が1500万円、4人乗りの『エグゼクティブ』が2010万円となる。
後席の静粛性と利便性を向上
今回のマイナーチェンジでは、主に静粛性を高める改良が施された。
リアホイールハウスやバックドア周りに制振材や吸音材を追加・拡大し、後輪からのロードノイズやバックドアからの振動音が軽減された。
4座仕様の『エグゼクティブ』では、後席乗員の利便性と快適性を高める改良が施された。
従来はリアオーバーヘッドコンソールに設置されていたパワースライドドアスイッチをリアセンターコンソールに移動することで、自然な着座姿勢からスイッチ操作が可能となった。
スイッチの移動に伴い、リアオーバーヘッドコンソールにはダウンライトを設置、夜間や暗所での安全な乗降をサポートする。
さらに、リアセンターコンソールに、新たにスマートフォンや小物を置けるトレイを設けて利便性を高めた。
また、全ての仕様でより快適な室内空間を提供するため、車内照明の照度限界が高められ、これにより、室内を好みの明るさに調整することが可能となった。

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