
両備システムズは7月17日、AIによるトラックの自動検知と遠隔管理で現場の人員配置を最適化し、業務効率を実現するため、IPカメラとAI画像解析技術を活用したバース在車検知システム「IT-Parking for Truck」(アイティ-パーキング フォー トラック)の提供を開始した。
○新システムの概要
物流業界では、トラックドライバーの1運行あたりの荷待ち時間や荷役作業時間を2時間以内に抑えるよう、国から荷主事業者に対してガイドラインが示されており、物流センターや倉庫などの現場ではトラックの荷積み・荷下ろし時間を短縮し、適切に管理することが求められてるという。
一方で、物流現場では深刻な人手不足が課題となり、荷積み・荷下ろしの際にはカメラや目視で満空の判断や作業時間の管理を行うケースが多く、人による判断が必要となるため、現場に常駐人員を配置する必要があるとのこと。
このような背景から、バースごとの入出庫状況や滞留時間を把握し、遠隔で監視・運用が可能なシステムを開発した。
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(岩井 健太)

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