
2025年7月17日(木)の日経平均株価をはじめ、日経平均寄与度の上位と下位銘柄、業種別騰落ランキング、東証プライム市場に上場している個別株式の騰落率ランキングなどをお伝えします。
7月17日の日経平均株価は、寄り付き下落してはじまったものの、午後に公表された台湾積体電路製造(TSMC)の25年4~6月期決算の良好な結果を受けて、引けにかけて急速に上げ幅を拡大、前日比237.79円高の39,901.19円で取引を終えています。前場の下げ渋りや引けにかけての強さから、日本株に対する根強い先高観が示唆されました。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが174銘柄、値下がりが50銘柄、変わらずが1銘柄。
日経平均株価の寄与度上位は、ソフトバンクグループ〈9984〉、ソニー〈6758〉、バンダイナムコHD〈7832〉、中外製薬〈4519〉、KDDI〈9433〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、アドバンテスト〈6857〉、7&iHD〈3382〉、東京エレクトロン〈8035〉、レーザーテック〈6920〉、ダイキン工業〈6367〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は16億0,700万株となり前日と比べて増加した一方、売買代金は4兆0,981.52億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、その他製品、サービス業、医薬品、情報・通信、保険業などが上昇した一方、鉱業、鉄鋼、石油・石炭製品、繊維製品、小売業などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の上昇率は、1位が三井E&S〈7003〉で+305円(+11.63%)の2,928円、2位がブロードリーフ〈3673〉で+60円(+8.31%)の782円、3位がACCESS〈4813〉で+51円(+7.39%)の741円となりました。
一方下落率は、1位がセブン&アイ・ホールディングス〈3382〉で-202.5円(-9.16%)の2,007.5円、2位がレーザーテック〈6920〉で-865円(-4.77%)の17,260円、3位がYTL〈1773〉で-4円(-4.76%)の80円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは87銘柄、年初来安値を更新したのは7銘柄でした。

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