
『L』仕様が登場 販売テコ入れ
テスラは、中国市場向けにモデルYのロングホイールベース版として『モデルY L』を発売する予定だ。現地当局に提出された認証取得用の申請書類から明らかになった。
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標準のモデルYと比較して、全長が186mm延長されており、そのうち150mmは前輪と後輪の間のホイールベース延長分だ。また、全高も1668mmと、標準車の1624mmからやや高くなっている。
車内には3列の2人掛けシートが配置され、乗車定員は6名となる。
デュアルモーターパワートレインを搭載し、合計出力は462ps。これは、従来のモデルYパフォーマンスに匹敵する性能だ。
最近発売された改良型モデルYは、中国市場で苦戦を強いられている。販売台数は前年同期比で約18%減少し、迅速な回復は難しいと見られる。
中国では車内空間の広さが重視されるため、テスラはホイールベース延長モデルを追加することで、販売の安定化を図っている。
モデルY Lは今秋に正式発表される予定だ。テスラは中国以外での販売についてまだ明らかにしていないが、このようなロングホイールベースモデルが中国市場以外で発売されることは稀だ。
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