冬にきれいにした裏山を5カ月放置した結果、驚くべき光景を見てしまったズボラ主婦の様子がYouTubeで紹介されました。動画は記事執筆時点で3万回以上再生されています。

【画像】5カ月後

 動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「汚部屋主婦のナミ」のナミさん。汚部屋が原因で夫から離婚届を突き付けられて以来、家事を任せてもらえるような主婦になるべく片付けを決意。昔のような仲良し夫妻に戻るため、その経過を公開しています。以前には、家を飲み込む勢いの巨木を1カ月かけて切り続けて話題になりました。

 今回は、裏山(別名:汚山)の“開拓”の様子です。まずは現状を確認しに向かいます。2025年1月にきれいにしておいたのですが、木の剪定(せんてい)や花粉症シーズンでお休みしていたため、「ちょっと荒れちゃったかな」と思いながら足を運びました。

 裏山に行くのは玄関を出て道路を横断し、車庫を潜り抜けるというルート。階段を上がってドアを開けると、そこには驚きの光景が広がっていました。見えていたはずの地面には雑草が生い茂っており、並んでいるはずのブロックは埋もれた状態。奥にあるはずの塀も半分以上隠れていました。これ、ホントに同じ場所ですか?

 ナミさんは、大きなバケツにごみ袋をセットして片付け作業を開始。早々にミカンを踏みつぶしてしまい足元がヌルヌルするので、出入り口からきれいにしていきます。落ち葉はかき集めてごみ袋の中へ、狭いところの雑草は道具を使ってかき出しました。

 ここ最近のナミさんは庭に出て剪定作業をしていたとのこと。そちらにも雑草が生えており、気温の上昇に伴いグングン成長していることには気付いていました。この裏山は庭から1分とかからない距離。雑草の成長も同じくらいだろうと思っていたのですが、そもそもの雑草の種類が違うみたい。あまり日当たりはよくないのですが、目を離した5カ月のうちに見事に成長しています。

 一見ジャングルに逆戻りしたように見えますが、根っこはとても柔らかくて作業がしやすいとのこと。裏山でも季節の手入れを楽しみたかったのですが、雑草の成長速度が予想以上に早かったので作戦を変更し、まずは1月の状態に戻すことを目標にします。

 裏山にはブロックが並び、樹木ゾーンと何もないゾーンに区切られているので、何もないゾーンには防草シートを敷く予定。今回の経験により1年のうち少なくとも5カ月は裏山に出入りしないことが判明したので、そのことを踏まえて裏山の活用法を練り直したいとのことです。

 集めた雑草を次々にビニール袋に詰め込んでいくナミさん。裏山の片付けで大切にすることは、巨木剪定のときと同じく疲れないように頑張ること。始めは張り切りすぎてしまうので余力を残して終了しました。

 とはいえ、ナミさんの毎日はやることがいっぱい。コンクリート部分の掃き掃除をしたりプランターに植えた野菜の手入れをしたり、次々に動き回ります。新しく植えたのはバジルの苗。ジェノベーゼソースを作るのを楽しみにしているそうです。

 この日の片付けの成果は一目瞭然。ブロックを境として、手前側の地面がしっかり見える状態になりました。

 この動画のコメント欄には「見事に草だらけになりましたね」「生命力すごいですね」「5カ月でそーなっちゃうんですね」「思わず笑ってしまった」「雑草が抜きやすくて良かった良かった!」「見てる私までスッキリした気分になる」「雑草のたくましさには本当に頭が下がりますなぁ。腰に気を付けて頑張ってください!」「今回もがんばりましたね〜」といった声が寄せられています。

 ナミさんの片付けの様子は、YouTubeチャンネル「汚部屋主婦のナミ」で公開中です。別の日の投稿では、防草シートを敷いたり玄関前のコケを剥がしたりする様子が見られます。

動画提供:YouTubeチャンネル「汚部屋主婦のナミ」

【画像】5カ月後