ソニー7月16日に、スマートフォン「Xperia 1 VII」において電源が落ちる、再起動がかかる、電源が入らない事象がまれに発生する件に関する調査の結果、製品の一部の製造ロットにおいて製造工程の不備によって、基板が故障する場合があることが判明したと発表した。

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●交換用製品は2025年7月18日から順次発送



 今回判明した不具合の対象となるのは、「Xperia 1 VII SO-51F」(NTTドコモ向け)、「Xperia 1 VII SOG15」(KDDI向け)、「Xperia 1 VII A501SO」(ソフトバンク向け)、「Xperia 1 VII XQ-FS44」(SIMフリーモデル)の4モデル。

 これらのモデルについては、製品本体のIMEI番号を確認した上で、不具合の可能性がある製品のうち「Xperia 1 VII XQ-FS44」は、ソニーが無償での製品交換を行う。

 IMEI番号の確認方法は、電話アイコンタップすると表示されるダイヤルパッドアイコンタップして、ダイヤルパッドにて「*#06#」を入力することで、15桁のIMEI番号が表示される。

 また、梱包箱に巻かれたスリーブ側面の印刷や、本体に挿入されているSIMトレイの印字からも、IMEI番号を確認できる。

 IMEI番号を、交換対象製品の確認ページに入力して、「確認」ボタンを押すことによって、交換対象製品かどうかを確認可能で、交換対象製品の場合はそのまま交換申し込みページへ進める。

 なお、各通信事業者による販売モデル(Xperia 1 VII SO-51F、Xperia 1 VII SOG15、Xperia 1 VII A501SO)のユーザーに対しては、それぞれの通信事業者への問い合わせを求めている。
ソニー、スマートフォン「Xperia 1 VII」にて製造工程の不備による不具合を発表。対象製品の無償交換を実施