セリエAミランが、ブライトンに所属するエクアドル代表DFペルビス・エストピニャンの獲得を目指しているようだ。17日、イタリアメディア『フットボールイタリア』が伝えている。

 現在27歳のエストピニャンは、2016年7月にワトフォードへ完全移籍。その後はグラナダやマジョルカ、オサスナなど複数クラブへのレンタル移籍を経て、2020年9月にビジャレアルと7年契約を締結した。2年後にはブライトンに完全移籍で加わり、1年目から左サイドバックの主力に定着。日本代表MF三笘薫とのコンビでも知られ、ここまで公式戦通算104試合出場で5ゴール14アシストを記録している。

 そうしたなか、アル・ヒラルに移籍したフランス代表DFテオ・エルナンデスの後釜を探すミランが、エストピニャンの獲得を画策している模様。ブライトンとの現行契約は2027年6月まで残っているものの、ミランは1400万ユーロ(約24億円)にボーナスを加えた獲得オファーを提示したという。

 しかし、この金額は2022年にブライトンビジャレアルに支払ったエストピニャンの移籍金1780万ユーロ(約30億円)を下回る金額だ。ミランエストピニャンを新たな左サイドバックの“第一候補”としてリストアップしているようだが、今回のオファーはブライトンによって拒否される可能性が高いと見込まれる。

 一方、今月15日にはイギリスメディア『talkSPORT』が、エストピニャンに対するマンチェスター・ユナイテッドの関心を報道。争奪戦となる可能性も指摘されるが、果たしてエストピニャンの移籍は実現するのか。

ブライトンに所属するエストゥピニャン [写真]=Getty Images