
傑作ロックモキュメンタリー映画「スパイナル・タップ」の続編「スパイナル・タップII:ジ・エンド・コンティニューズ(原題)」に大物ミュージシャンがカメオ出演することが分かった。
1984年のオリジナル版は、架空のヘヴィメタルバンド"スパイナル・タップ"の全米ツアーをドキュメンタリータッチで描いた。「スタンド・バイ・ミー」「ミザリー」のロブ・ライナー監督がはじめてメガホンをとった本作は、カルト的な人気を誇り、日本では2018年に劇場公開されている。
続編では、ライナー監督をはじめ、クリストファー・ゲスト、マイケル・マッキーン、ハリー・シェアラーが再び集結し、スパイナル・タップの最後のコンサートを描く。ライナー監督は、アメリカ退職者協会のインタビューで、ポール・マッカートニーやエルトン・ジョンといった音楽界のレジェンドがカメオ出演することを明かしたと、米ハリウッド・レポーターが報じた。
豪華カメオについて「再生や再出発の象徴としての意味合いがあるのか?」と質問されたライナー監督は、「年齢なんて関係ない。まだできるなら、そしてそれが楽しいなら、やればいいんだ」と回答した。
ライナー監督は、マッカートニーとのエピソードも紹介。「君やミック・ジャガー、エルトン・ジョンはなぜいまだにステージに立ち続けるんだ? 音楽が本当に好きだから? 演奏が好きなのか?」と聞くと、マッカートニーは「そうだ。そしてドラッグだ」と答えたとのこと。マッカートニーのこの回答は映画のセリフになったという。ライナー監督は、「彼らは本当に心からパフォーマンスを愛している。だから機会さえあれば、すぐにでも観客の前に出て演奏する」と結論づけた。
「スパイナル・タップII:ジ・エンド・コンティニューズ(原題)」は9月12日に全米公開。

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