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レコードを挟むギミック、それだけで心が躍る!
昭和からワープしてきた魅力満点のレコードプレーヤー

 レコードの再生が、こんなにも楽しく、愛おしい体験だったなんて。

 オーディオテクニカ「サウンドバーガー(AT-SB727)」は、ただ音を鳴らすだけの道具ではありません。レコードをパチンと挟んで再生するユニークなギミックは、子どもの頃に味わった“おもちゃのワクワク感”すら呼び起こしてくれます。それでいて音は本格的。回る盤に針を落とせば、アナログだけが持つ深みと温かさが空間を包み込みます。

 う〜ん欲しい。買って使うかどうかはさておき、手元に残しておきたい。

 そんな魅力にあふれた製品がサウンドバーガーです。元々は1980年代に登場した製品だったそうです。当時の使われ方は想像するしかないですが、そのポップでレトロなデザインは令和の今だからこそ、かえって新鮮に映ります。カラフルで丸みのあるフォルムは、どこか未来的な雰囲気があり、インテリアとしても絵になる存在。手に取るだけで、「この時間を大切にしたい」と思わせる不思議な力があります。

 レコード人気の再燃は、単なるノスタルジーではありません。新譜のアナログ盤も増え、アーティスト自らがジャケットや盤面の美しさにこだわる作品も多く、“見て楽しむ”メディアとしての価値も再注目されています。サウンドバーガーなら、そんな音楽の世界観を表現した大きなレコードジャケットとも相性抜群です。本棚やラックにお気に入りの一枚と一緒に並べて飾りながら、思いついた時に気軽に再生して楽しむ。そんな音楽のある暮らしが、ぐっと近づきます。

 本棚の横、キッチンのカウンター、キャンプのテーブル、どこに置いても似合う、どこでも音楽が始められるサウンドバーガーは、ただのプレーヤーではありません。音楽との新しい関係を始める、ちいさなきっかけなのです。その特徴を次ページから見ていきましょう。

 サウンドバーガーはそのギミックの面白さはもちろんですが、利便性の高さ、手の届きやすい価格もポイントです。レコード再生は多くの人にとってハードルが高い趣味となりました。その理由は高価で重量感のあるプレーヤーに手が出しにくいためでもあります。サウンドバーガーはそんなレコード再生のイメージを一新し、デザイン、機能、価格——すべてが“楽しむため”にちょうどいいものに仕上がっています。

 バッテリー駆動なのでどこでも持ち運べますし、Bluetooth伝送にも対応していて、ワイヤレスヘッドホンスピーカーを気軽に組み合わせられるのも特徴になっています。スマホでサブスクを聴く現代だからこそ、物理的なパッケージを扱う手間を楽しみたい。そんなニーズにピッタリな体験を提供してくれるのが、サウンドバーガーと言えるでしょう。

サウンドバーガーを使う3つのメリット

ポイント(1)“挟んで聴く”ギミックが新しい!

 スリムな本体にレコードを“挟んで再生する”という仕組みがユニークです。デザインや仕上げには昔のラジカセのようなノスタルジックな雰囲気がありつつ、最新のガジェットのような存在感もあります。パッと見た瞬間に「なにこれ?」と思わせる独特の形状は、所有するだけで楽しくなります。アナログレコードを持ち歩いて聴く、という体験自体が新鮮で、ちょっとしたイベントや集まりでも注目の的になりそうです。

ポイント(2)Bluetooth対応で気軽に楽しめる

 復刻モデルながら、USB充電式でバッテリー内蔵。どこでも持ち出して再生できるのが嬉しい仕様です。「レコードは興味あるけど、スピーカーアンプまで揃えるのはハードルが高い……」と感じていた人でも、気軽に導入しやすいのが魅力です。

 さらにBluetooth接続にも対応しているため、ワイヤレススピーカーBluetooth対応のワイヤレスヘッドホンスピーカーと組み合わせて使用できます。場所を取らず、配線いらずで、気軽にアナログレコードの音源を楽しめる環境を整えられます。

ポイント(3)価格と導入しやすさのバランスが◎

 約2万円という価格は、レコードプレーヤーとしてはかなりリーズナブルな部類です。初めての1台としても手が届きやすく、気軽にアナログの世界を体験できる点は大きな魅力です。見た目の面白さや話題性が先行しがちですが、レコードを聞くために使うガジェットとしての実力も十分です。価格以上の価値を感じられる製品といえるでしょう。

購入時に注意したい2つの側面

扱いには少し慣れが必要

 サウンドバーガーの構造は一般的なレコードプレーヤーとは異なるため、取り扱いには少々コツが必要です。針の位置合わせやアダプター、針カバーの取り扱いには注意が必要で、レコードを傷つけないよう慣れるまでは慎重な操作が求められます。また、付属品をなくしてしまうと再生に支障をきたす可能性があるため、持ち運びの際はしっかりと管理しておきたいところです。ガジェットとしての楽しさと引き換えに、扱いの繊細さも受け入れる必要があります。

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使う予定がなくても欲しくなる! “持つ喜び”がある一台

 オーディオテクニカのサウンドバーガーは、レコードプレーヤーとしての基本的な機能はしっかり備えつつ、遊び心とデザイン性を追求した製品です。USB Type-Cの充電式でBluetooth対応という現代的な機能も揃えており、ガジェット好きやアナログ音源ビギナーにとって非常に魅力的な選択肢になるでしょう。

 「使うかどうかは分からないけど、持っていたい」。そんな気持ちにさせてくれるのは、この製品が“道具”であると同時に“所有物としての楽しさ”を兼ね備えているからこそ。使う頻度よりも、持っていること自体に価値を感じられるガジェットです。

 価格は2万3980円(公式オンラインストア)と、レコードプレーヤーとしては比較的手に取りやすい価格帯。ちょっとしたガジェット感覚で、アナログ音源の世界に足を踏み入れられる一台です。アナログレコードは中古店などでは比較的安価に入手できます。気になる人は、ぜひレコードと一緒に手に取ってみてください。アナログの音と共に、きっと新しい趣味が広がるはずです。

サウンドバーガー(AT-SB727)のスペック

通信方式:
 Bluetooth 5.2

最大通信距離:
 見通しの良い状態で10m以内

使用周波数帯域:
 2.4GHz帯(2.402~2.480GHz)

変調方式
 GFSK、Pi/4DQPSK、8DPSK

スペクトラム拡散方式:
 FHSS

対応Bluetoothプロファイル
 A2DP、AVRCP

対応コーデック
 SBC

伝送帯域:
 20~20000Hz

電源:
 DC3.6Vリチウムイオン電池(内蔵式)

充電仕様:
 5V 0.5A

消費電力:
 1.5W(充電時)

充電時間:
 約12時間

使用可能時間:
 約12時間

入力端子:
 USB Type-C

サイズ/重量:
 100(W)×290(D)×70(H)mm/900g

価格:
 2万3980円

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使うかどうかはわからないが「欲しい」 2万円で買えるオーディオテクニカの“挟む”レコードプレーヤー