ケンドーコバヤシと呂布カルマがMCを務め、全国のトップキャストと巷のアレコレを徹底討論する“激論バラエティ”「ケンドーコバヤシキャベリバ内閣」(毎週火曜夜1:35-2:05、TOKYO MX)。7月15日の放送回では、前回に引き続き俳優の山本裕典がゲスト出演。キャバクラで働く全国トップキャストたちの本音に迫る新企画「キャバ川柳」がおこなわれた(以下、一部ネタバレを含みます)。

【写真】呂布カルマの発言に爆笑するケンドーコバヤシ

■「アレが“太い”客」は声が倍に…!? すずの川柳にボケ炸裂

全国のキャバクラから選出されたトップキャストたちが集結し、これまで見てきた男と女、そしてお金にまつわる議題を赤裸々に告白する同番組。7月15日に放送された「キャバ川柳」のコーナーでは、トップキャストたちが夜の世界のあるあるや本音を「五・七・五」にのせて発表した。

UNJOUR TOKYO・すずは「太客と 気づいた瞬間 声が倍」という川柳を発表。初来店で高級シャンパンを何本も開けるようないわゆる“太客”をどうしても掴みたいときは、いつも以上に笑顔で声も大きくなるとのことだった。

するとケンドーコバヤシは「アレが太い人は声が倍に…!?」とボケをかまし、呂布カルマからは「太客って言葉はこれまで何回も出てきたでしょ!?今までどう理解してたんですか」とツッコみが飛び出す。ケンドーコバヤシお得意の“ピンクボケ”で笑いを誘った。

また「元々声がデカい」というすずは、他のキャストと差をつけるための作戦として、“お店では大きな声で盛り上げ役に徹して、アフターとかで2人きりになった時におしとやかさを演出してギャップを見せる”そう。すずの知られざる努力と、勝ち抜くための接客テクニックが語られた。

■「もう少し我慢してくれていれば…」残念な客への本音が炸裂

POSEIDON CLUB ROPPONGI・みゆうは「惜しすぎる エロがらなければ 惚れたのに」という川柳を発表。みゆうによると、若くてかっこよくて“いいな”と思ったお客でも、お金を使ってもらい続けると、突然何の脈絡もなく「今日ヤれないんだったら来ない」「何でヤラしてくれないの?」と“エロがって”くるという。

「もう少し我慢してくれていれば自分から誘っていたのに…」と少し残念な様子を見せたみゆうに、ケンドーコバヤシは「それは後出しですよ」と鋭くツッコみ、続けて呂布カルマも「その彼も我慢して爆発したんだと思う」と客の気持ちを代弁した。しかしみゆうが「“待て”が出来た犬がご褒美をもらえるんですよ」と反論すると、ケンドーコバヤシからは「わしら犬か!」と特大のツッコみが入り、スタジオは爆笑に包まれた。

また、VENET TOKYO ROPPONGI・れみは「泥水を すくって飲むのが キャバクラです」という意外な川柳を発表。れみいわく、見た目や売り上げで給料が変動するキャバクラでは、売れるまでに相当な努力が必要で、日々行きたくないアフターに長時間付き合ったり、休日に会ったり長電話に付き合ったり…と、他人には見えないところで泥水をすくってきているという。その結果、努力がのちに自分の価値になり、自分が客を選べる立場になるそうだ。

これには多くのキャストたちが共感。T-STYLE・桃瀬ともも「(裏で)努力は絶対すると思う」と語りつつ、中でも「お酒」は一番しんどいことだと明かしていた。

このように同番組では、華やかに見えるキャストたちの知られざる裏話や苦労話が繰り広げられていく。さらに、ケンドーコバヤシらMC陣との笑えるやり取りや、たまに飛び出す“天然発言”や“本音”も見どころの一つと言えるだろう。

次週、7月22日(火)の放送回では、今でも週一で高円寺のキャバクラに通っているというお笑い芸人の三四郎・小宮をゲストに迎え、キャストたちを丸裸にする“究極の2択”について議論する。

「ケンドーコバヤシのキャベリバ内閣」より/※提供画像