9月25日(金)にフジテレビで放送される「タイプライターズ~物書きの世界~」(夜0:40-1:40)のゲストに、第153芥川龍之介賞を受賞した作家・羽田圭介氏が登場。同じく第153芥川龍之介賞を受賞したピース・又吉直樹とテレビ初共演を果たす。

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タイプライターズ―」は作家としても活躍するNEWS・加藤シゲアキと又吉がMCを務め、ゲストに作家を招いて、その知られざる素顔や執筆の裏側を探求していくという、“物書きの物書きによる物書きのため”のバラエティー。6月26日の第1回には朝井リョウ氏が出演した。

今回はゲストの羽田氏が昔住んでいた東京・府中の書店や、憧れの先輩作家・椎名誠氏の行きつけの居酒屋など、羽田氏ゆかりの地を訪れてトークを繰り広げる。

羽田氏といえば、その強烈に個性的なキャラクターが話題になることが多いが、収録中も「著作を売るためにしていることは?」という質問に、「書店に自分の本を見つけたら、サインを書かせてもらう。サインのある本は版元(出版社)に返品できなくなるんです。50冊サインしたら、その書店は50冊売らなきゃいけなくなる。『返品させてたまるか!』という思いです」と衝撃の行動を明かす。

また、又吉との芥川龍之介賞ダブル受賞に関して話が及ぶと、一緒に受賞したからこそ自分の本の売り上げが伸びているので幸運だという素直な気持ちを述べつつ、「でも、『火花』の横に『スクラップ・アンド・ビルド』が並ぶと、売れていない感がすごいんですよ。世間の皆さん、もう少しバランス取ってくれてもいいんじゃないですか、と思ったりする。もっと又吉さんに便乗したい」とおおっぴらに本心を語る。

さらに、“生放送中にガチで女性アナウンサーを口説いた”という先輩作家・渡辺淳一氏のエピソードが紹介されると、羽田氏も「この前、とある番組の収録中にガチで女性アナウンサーの方に電話番号を聞いたんですけど、駄目でした。じゃあLINEのIDを教えてくださいって言っても駄目って言われました」と、フラれた相手の名前は明かさなかったものの、まさかのエピソードを明らかにした。

■三浦淳プロデューサーコメント

1回目の放送を終えてから2カ月ちょっとしかたっていないのに、又吉&シゲのコンビネーションがとても自然な感じになっていて、ロケ現場はとても良い空気感でした。ゲストの羽田さんからは、テレビタレントからはまず出てこないような、たくさんのぶっちゃけ話や本音が飛び出ましたが…テレビ番組の取材として、いろいろと聞き出すという感じは一切なく、同世代の仲間が集まった飲み会のバカ話の中から、いろいろな話が出てきた、という感じでした。

「タイプライターズ~物書きの世界~」の第2回ゲストに羽田圭介氏が登場