12年間憧れていたという“激レア魚”を70万円で購入し、お迎えしたときの様子がYouTubeに投稿されました。その驚きの姿が注目を集め、コメント欄には「カッコいい」「いいなぁ」といった反響が続々と寄せられています。

【画像】激レア魚の姿

 動画を投稿したのは、アロワナやダトニオ、ポリプテルスなどの大型魚を飼育しているYouTubeチャンネル「aro78アクアch」のaro78(アロななはち)さん。以前はセールにて6万5000円で購入し、17年飼育してきたとある古代魚を見せてくれました。

 今回は12年間憧れ続けてついにお迎えしたという、激レアな魚を見せてくれるようで……?

12年間憧れていた魚をお迎え

 動画の撮影日は2025年3月3日。「ついに皆さんに報告する日がやってきました」と話すaro78さんはこの日、長年憧れていた“あの魚”をお迎えしたそうです。魚が入っている容器を開封しながら、少々興奮していることが伝わってくるようですね。

 aro78さんは2007年からアロワナの飼育をスタートし、アクアリウムにはまったそうです。そして2011年辺りにはマニアの方々との交流をきっかけに、古代魚ポリプテルス」の魅力にどっぷりとはまったのだとか。

 当時マニアの方々の間で特に話題だったのが、アフリカにあるトゥルカナ湖産のポリプテルストゥルカナビキール」と、同じくアフリカにあるオモ川産のポリプテルス「オモ川ビキール」。aro78さんは当時から、この2種に強く憧れていたのだとか。

 そしてaro78さんは今回ついに、そんな憧れのオモ川ビキールをお迎えすることに成功。早速お迎えしたオモ川ビキールを、3匹のトゥルカナビキールアロワナなどが泳ぐ、大型魚の水槽に合流させることにしたのでした。

 今回お迎えしたオモ川ビキールのサイズは68センチで、性別はオスとのこと。2025年1月に複数輸入された個体のうちの1匹で、このときやってきたオモ川ビキールはどれもとても格好よかったのだとか。その中でも特に気に入った個体がいたため、迷ったけれど購入することに決めたのだそうです。

 お迎えしたのはワイルド(野生由来)の個体のため、治りかけではあるものの傷があって血がにじみ、ワタも出ていて少々痛々しいところがあります。とはいえ、しっかりと元気はあるようです。

 なおビキールのオスは精悍でしゅっとした鋭利な顔をしていて、メスはふっくらしていてオスよりサイズが大きく、エサをよく食べるという印象があるそうです。

お迎え翌日~数日後

 翌日の3月4日、幸いにもオモ川ビキールは元気そうで、若干色が濃くなったかもしれません。そこから4日後の3月8日、オモ川ビキールはやはり元気そうですがまだ色は上がらず、ケガの治りもいまいちなようです。

 aro78さんによると今回のオモ川ビキールのようなワイルド個体には、傷が付いていることが多いのだといいます。その傷は現地で戦い、生き抜いてきた傷……ではなく、捕獲や管理、輸送時についてしまうようです。この傷については、おそらくほぼ治るだろうと思っているそうですよ。

 オモ川ビキールの成長記録については、今後も投稿していく予定とのこと。好みは人それぞれだけれど、ナイル水系のビキールが一番かっこいいと思っていると話すaro78さんなのでした。なお今回購入したオモ川ビキールは特選個体とのことで、そのお値段は70万円だったそうです。

「どの個体もカッコいい」「いいなぁ」の声

 動画には、「区別がつかない けれど、どの個体もカッコいい」「ビキビキカッコいいんですけど、見分けられないんでラプラディ飼ってます」「ポリプいいなぁ」といったコメントが寄せられています。

 aro78さんはYouTubeチャンネル「aro78アクアch」やX(Twitter/@arogib7878)で、大型魚に関する情報を発信しています。

画像提供:YouTubeチャンネル「aro78アクアch」

【画像】激レア魚の姿