
変化の多い秋葉原で迷子にならない方法
「ランドマーク名で場所を把握する」
東京を代表する都市のひとつ、秋葉原。
電気街、ポップカルチャーの聖地、そして訪日観光客の定番スポット。我々ASCII編集部は、日々この街を歩き回り、PCパーツやガジェット、変わりゆく秋葉原の景色を追いかけています。
そんな秋葉原には「店名で場所を覚えると、迷子になりやすい」という法則があります。
どういうことかというと、まず、秋葉原は店舗の入れ替わりが激しい。家電ショップや中古ショップ、ホビーショップなどの名前や店舗構成が変わることが多いので、「〇〇の前で待ち合わせね」と言っても、数ヵ月前まではあったその「〇〇」がなくなっていることも珍しくないのです。
そうした事情に加え、「〇〇号館」「本a館」「別館」「新館」「新〇〇号館」など、同じ企業が運営する店舗でも、似たような名前がたくさん並んでいます。
でも、秋葉原をよく知る人々は、こんな事情には惑わされません。なぜなら、秋葉原の達人は「ランドマーク名で場所を覚えている」からです!
ランドマーク名で場所を把握すると便利な理由は、とてもシンプル。
店(店舗名)は変わっても、ランドマーク名(ビル名)はそうそう変わらないから。ランドマークとして使える建物のいくつかさえ頭に入れておけば、店舗が変わっても、迷いにくいというわけです。
もちろん、ランドマーク自体がなくなる、あるいは名前が変わることもあります。しかし、そういった場合はそれ自体がニュースになるため、「そういえば、あそこはなくなったんだった」と把握しやすいのです。
秋葉原の達人揃いのASCII編集部員ともなれば「昔、〇〇(店名)があった辺り」というトリッキーな待ち合わせもできますが、初心者には敷居が高いというもの。そこで、今回は最初に覚えたい代表的なランドマーク(ビル)を紹介します。
言わずと知れたフィギュア・ホビーの聖地。中の店舗はたびたび変わりますが、「ラジオ会館」と言えば場所は不変。迷ったらここを拠点にするのもアリ。
建物としては1962年竣工の旧ビルと、旧ビルを取り壊した跡地に2014年に竣工した新ビルの2つがありますが、いずれにしても秋葉原駅電気街口を南側に出た目の前にあることは変わりありません。人に伝える際は「駅を出てすぐのラジオ会館」でOKです。
●JR神田万世橋ビル
秋葉原付近の代表的なランドマークのひとつ。JR東日本の旧万世橋駅・旧交通博物館跡地の再開発プロジェクトによって建設された複合ビルです。
かつての万世橋駅の遺構を活用して、2013年に誕生。レンガ調の色味にガラス張りというデザインで、よく目立つ。
人通りの多い電気街とは反対側に向かうので、待ち合わせしやすいというメリットもあります。
イベント、展示会、ビジネス用途ならここ。アニメイベントや発表会、eスポーツ大会も多く、UDXと聞けば「あそこね」とすぐわかるランドマーク。
駅からも至近なのが最大のポイントで、「UDXの中の○○」「UDXの近くの○○」という待ち合わせの仕方はとても便利。
●TSUKUMO eX.(ツクモイーエックス)
やはりASCII.jpとしては自作PCショップで待ち合わせしてほしい。秋葉原中央通りの黒いビル。なので、「デカい通りの黒いビル」といえばわかりやすい。自作PC界隈では超有名なビルで、黒を基調として濃いグリーンでロゴを配した外観デザインも目立つ。「イーエックス」って言えば通じるのが秋葉原通。
●ベルサール秋葉原
秋葉原駅から徒歩5分ほど、中央通り交差点角の大型イベントホール。中央通りと神田明神通りが交わる大きな十字路の角なので、知らず知らずに目に入っている人も多いはず。週末に行くと何かしらのイベントが開催されていることもめずらしくない。
こうした代表的なランドマークを覚えておけば、新しい店舗がオープンした際などにも「場所ってどの辺?」「UDXの裏手のエリア」といった会話ができ、行く前から現場の雰囲気を想像できるようになります。
秋葉原は「ランドマーク名」で制す! こういったビルたちを覚えれば、あなたも今日から秋葉原の達人だ!
アスキーは7月26日、「TOKYO Gaming-PC STREET 4」を開催します。
芸能人やYouTuberがPCでゲーム実況をするのも当たり前となった、この時代。「ゲームをするためのPCがほしい!」「快適なゲームのための周辺機器が気になる!」「というよりゲーミングPCやゲーミングガジェットについて思いきり話したい!」という人も増えていることでしょう。
「TOKYO Gaming-PC STREET 4」は、ゲーミングPCを手がけるメーカーや、知識が豊富な編集部員に“直接”いろんなことを聞ける&話せるイベントです。秋葉原に遊びにきたら、ぜひ寄ってください。
場所はどこかって? 「ベルサール秋葉原」の裏手の路地沿いです。秋葉原散策のついでにぜひお立ち寄りください!
会場
■会場:LIFORK AKIHABARA II
東京都千代田区外神田3-13-2 秋葉原TMOビル
※会場はご自由にお入りいただけます。参加は無料です。
当日の混雑状況によっては、会場への入場制限を実施させていただきます。ご理解とご協力のほどお願い申し上げます。また、深夜早朝からの待機、列形成など、近隣の方のご迷惑になる行為はご遠慮ください。
会場までのアクセス
JR山手線・京浜東北線・中央総武線 秋葉原駅 電気街口より徒歩5分
東京メトロ銀座線 末広町駅 3番出口より徒歩4分
BTO PCメーカー展示解説
今回もゲーミングBTO PCメーカーの皆様にご協力いただき、ゲーミングPCやパーツなどを展示。選び方などを含めて、参加者の皆様と交流する場を設けている。
イベントアカウント
イベントに関する最新情報、当日の模様はXでポストしていきます。お越しになる際や会場の雰囲気など、気になる方は編集部アカウントのフォローをお願いいたします。

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