
<大相撲七月場所>◇六日目◇18日◇愛知・名古屋 IGアリーナ
三段目の取組で、あまり聞いたことない、まるで怒号のような声が何度も轟く場面があった。取組中、審判の親方も気になって視線を送るほどの事態に「声援というか怒号やん」「つまみ出せ」「酔ってるの?」「自分に酔ってるだけ」「品がない声援やめて」「怖いって」など批判と戸惑いの声が相次いだ。
三段目六十二枚目・太秦(伊勢ノ海)と三段目六十三枚目・木瀬の海(木瀬)の一番での出来事。呼出しがそれぞれの力士の四股名を呼び上げた後、突如、客席から絶叫するような声が轟いた。まるで怒号のような声で、何を言っているのか細かくは聞き取れないが、「……気合い入れてけー!……」など、声援を送っているようだ。
一度、二度と繰り返し響いた“怒号”。その後、取組が始まると立ち合い正面から当たった両力士が組み合って差し手を争う白熱した攻防に。だがここでも再び怒声のような応援が響き、向正面で審判を務めた元小結・垣添の雷親方も驚いた様子で視線を送っていた。取組は最後、もろ差しで攻めた木瀬の海が寄り切って勝利、2勝目を挙げた。敗れた太秦は2敗目を喫した。
取組前、取組中と、繰り返し響いた怒号のような声援。“推し力士”を応援したい気持ちは伝わるが、大声が気になったファンは多数いたようで、「怒号やん」「声すご」「叫んでる」「何一つ聞き取れなかった」と困惑の声が続出。さらに「つまみ出せ」「酔ってんの?」「品がない声援やめて」「マナー違反」と批判も相次いだほか、「こわいよ」「びっくりしたわ」「わめくなw」「何、声援が怖い」と不安に感じるファンもいた。(ABEMA/大相撲チャンネル)

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