フジテレビ系では、26日に「青春の日、真夏の真剣勝負!」をテーマに、昨年放送された『FNS27時間テレビ 日本一たのしい学園祭!』を盛り上げた『新しいカギ』とその中で話題を集めた『ハモネプハイスクール』などを約4時間にわたって放送する。

19時からはSixTONESの高地優吾を迎えて校内で生徒たちに紛れている先生を見つけ出す「ティーチャーをさがせ!」、昭和・平成の名曲で早押しクイズ「名曲クイズ!土八先生」など人気学校シリーズ2本立ての『新しいカギ』。21時からは高校アカペラ日本一の座をかけて、高校生たちが楽器を使わず“声だけ”でハーモニーを奏でる『青春アカペラ甲子園! ハモネプハイスクール~高校アカペラ日本一決定戦~』を放送する。

ハモネプ』史上2度目となる「高校生大会」となる今回は、MCをネプチューン(名倉潤原田泰造堀内健)、進行をチョコレートプラネット(長田庄平、松尾駿)と井上清華アナウンサーが担当。審査員ゲストとして、大塚愛ジェシー(SixTONES)、シェネル、粗品(霜降り明星)、土屋礼央(RAG FAIR)が出演する。

披露されるのは、石川さゆりの「津軽海峡・冬景色」やピンク・レディーの「UFO」といった昭和の名曲から、菅田将暉の「虹」やVaundyの「恋風邪にのせて」など令和のヒットソングまで、それぞれのグループが独自のアレンジと唯一無二の歌声で響かせる。

また、スポーツ強豪校として知られる大阪桐蔭高校が初出場。昭和の名デュオ、ザ・ピーナッツの「恋のバカンス」というレトロな名曲を、パワフルな歌声で“令和のアカペラ”としてよみがえらせる。

さらに、前回大会で頂点に輝いた島根県の開星高校が、新メンバーを加えた新たな体制で再び優勝を目指す。連覇という偉業に挑む今回のステージでは、Mrs. GREEN APPLEの「ライラック」を披露する。

審査員のコメントは、以下の通り。
○■大塚愛

――収録を終えて

「すごく勉強させていただきましたアカペラボイパが入っているのが今では当たり前になっていますが、そのクオリティーが本当に高くなっていて、驚かされました。“高校生でここまでできるんだ…!”という感動もありましたね。昭和の名曲もいくつか歌われていて、今はサブスクの時代だからこそ、若い世代の方たちが昔の曲に触れやすくなっているのは、とても良いことだなと感じました。音楽が世代を超えてつながっていることを、改めて感じることができました。そんな中、どのグループも本当に素晴らしかったのですが、岡山学芸館高校さんや開星高校さんは特に印象的でした」

――「青春アカペラ甲子園」にちなみ、ご自身の青春時代の思い出は?

「私はひたすらドラマっ子だったので、学生時代はずっとドラマの主題歌を聴いて過ごしていました。正直に言うと、超・昭和世代の学生だったので(笑)、今回出場された学生さんたちみたいにキラキ・ハッピーな感じではなくて、どちらかというと“学校ってちょっと面倒だな…”と思っていたんです。だからこそ、高校生の皆さんの姿を見て、すごく楽しそうな青春を過ごしているなぁと感動しましたし、その一生懸命さや笑顔に、私自身がハッピーな気持ちにさせてもらいました」

――視聴者の皆さまに向けてメッセージ

「楽曲がこうしてアレンジされることで、新しい魅力が生まれていくのは本当にステキなことだと思います。原曲の良さを大切にしながらも、今の感性で表現されることで、その曲がまた“新しい時代”へと引き継がれていく。そんなふうにして、音楽がどんどん成長していく姿も、ぜひ、一緒に楽しんでいただけたらと思います」

○■ジェシーSixTONES

――収録を終えて

「5年前にも審査員として出演させていただきましたが、改めて今回感じたのは、“レベルがどんどん上がっている!”ということですね。音楽の新たな楽しみ方を見せてもらった気がします。みんな本当に良かったので、審査はめちゃくちゃ難しかったです。それぞれに良さがあって、自分の好みや楽曲、音の響きで点数は変わってくると思うんですよね。そんな中で選ばなきゃいけないのは、やっぱり悩みました。中でも印象に残っているのは、岐阜高校のグループです。歌声も良かったし、何より“想いを伝えたい”という気持ちが伝わってきて、心を打たれました。岐阜高校に限らず、どの高校も、見た目とのギャップや、人柄が歌に表現されていて、良かったです。僕は緊張しやすいタイプなんですけど、そんな僕から見ても、高校生の皆さんがこの大舞台で堂々と挑戦している姿は本当にすごくて、輝いて見えました」

――「青春アカペラ甲子園」にちなみ、ご自身の青春時代の思い出は?

「歌うのが好きだったので、やっぱり合唱祭を思い出しました。恥ずかしくてあまり歌わない男子がいたり、“ちゃんと歌って”って女子チームが言ってたり(笑)、そういうのも含めて青春だったなと思います。今回、高校生の皆さんのパフォーマンスを見て、“一緒に歌いたいな”って思いました」

――視聴者の皆さまに向けてメッセージ

「毎年、『ハモネプ』が放送される度に、高校生の皆さんがどんどん成長しているなと感じます。お子さんがいらっしゃる親御さんや、今まさに学生の方々にも、この番組を通じて、“こんな青春の楽しみ方もあるんだ”って思ってもらえるんじゃないかなと思います。披露される楽曲も、世代を問わず、誰もが一度は耳にしたことがあるような曲なので、家族みんなで楽しめると思います。もし知らない曲があっても、『ハモネプ』をきっかけに好きになってもらえたらうれしいです。ぜひ、放送を楽しみに待っていてください!」
○■粗品(霜降り明星)

――収録を終えて

「すごく良い大会でしたね。琴線に触れる音楽にも何曲か出会えて、呼んでいただいてうれしかったです。最高でした!特に和光高校が印象的でした。普段バラバラのメンバーがこのために集まって…と紹介されていましたが、その割には仕上がりすぎていて、正直ビックリしました」

――「青春アカペラ甲子園」にちなみ、ご自身の青春時代の思い出は?

「高校生のときに、僕自身もお笑いの大会に出て、決勝戦をテレビで放送されるような機会があって、それに本気で打ち込んでいたことを思い出しました。実は音楽の面でも、高校生限定の大会に応募したこともあって、いろいろなことを経験してきたなぁ…と、懐かしい気持ちにもなりました。あと、当時、お笑いの大会で“嫌な大人に落とされたな~”という苦い記憶があって…。変に高校生らしい人というか、自分たちよりもウケていない人たちが決勝に進んで、“俺らを落としやがって”と、強烈に悔しさを覚えているんです。そのとき、“大人って嫌やなぁ”と思っていたので、今回、審査員という立場で高校生大会の審査をさせてもらって、僕も真剣に高校生と向き合わないといけないなと思い、リスペクトを込めて、真摯(しんし)に取り組みました」

――視聴者の皆さまに向けてメッセージ

キラキラしていて、見ていて楽しいし、面白いし、気持ちいいし、感動するし、プラスなことが詰まっているステージでした。普段テレビをあまり見ない人や、今ちょっと落ち込んでいる人、うまくいっていない人にとっても、きっと元気をもらえる番組になっていると思います。出場者全員のパフォーマンスが、誰かの心に刺さって、誰かに勇気を与えるような、そんな瞬間の連続でした。本当に良い番組やなと思いました。ぜひ、ご覧ください!」

(C)フジテレビ
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