
【MLB】ドジャース 0ー2 ブリュワーズ(7月18日・日本時間19日/ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」で先発出場。オールスター明けで後半戦の開幕となったこの試合は、4打数無安打に終わったが、6回には11試合ぶりとなる今季13個目の盗塁を決めた。
今季の大谷は前半戦終了時点で95試合に出場し、打率.276(リーグ22位)、32本塁打(同1位)、60打点(同13位)、91得点(同1位)、12盗塁(同21位)、出塁率.382(同4位)、長打率.605(同1位)、OPS.988(同1位)。224塁打、11敬遠も含めて打撃部門でリーグ6冠と、今季も圧倒的な数字を残している。
投手としてもリハビリを経て6月にメジャー復帰を果たし、前半戦では5試合に先発。計9イニングを投げて被安打5、10奪三振、自責点1、防御率1.00と、イニング数こそ少ないがメジャートップレベルのハイパフォーマンスを披露している。
自身5年連続の球宴出場を果たし、オールスターブレイクの4日間も、おそらくほぼ休みなしで過ごしたと思われる大谷。この日はその疲労も影響したのか、バットから快音は聞かれなかった。
初回の第1打席はやや外角寄りのカットボールに空振り三振。3回の第2打席は初球のシンカーを打って三ゴロ。それでも第3打席では、一ゴロに倒れたものの併殺崩れで出塁し、直後のベッツの打席で7月3日以来、11試合ぶりとなる今季13個目の盗塁を決めた。9回裏に回ってきた第4打席はレフトフライ。
試合はドジャースのグラスノーとブリュワーズのプリースターがそれぞれ好投し、4回まで両軍無得点の緊迫した展開。5回表には、ブリュワーズのダービンにタイムリー二塁打を浴びて先制を許し、7回には再びダービンがセンターに一発を放ち、2点のビハインドとなった。
グラスノーのあとを受けたリリーフ陣は粘投を見せたが、この日は自慢の打線がブリュワーズ投手陣を最後まで捉えきれず、6月6日のカージナルス戦以来、42日ぶりの零封負け。後半戦は黒星スタートとなったが、ナ・リーグ西地区首位の座は守っている。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

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