
これでもかと嫁をイビリまくる毒義母に、ドケチで超自己中な夫…そのリアルすぎるストーリーが話題の「義母クエスト~結婚したらいきなりラスボス戦でした~」。毎日が発見ネットでの連載が2023年にコミカライズされるほど人気の同作は、SNSで「こんなお姑さんいるなんてビックリ」「漫画化でさらに義母と夫の酷さにリアル感が出てヤバイ」「先が気になって読み進めてしまった」などさまざまな感想が投稿されており、続編の刊行を期待する声も多い。
実は、そんな人気作の内容はすべて、Ameba公式トップブロガー・かづ(@kadu0614)さんの実体験だというから驚きだ。今回は、壮絶な人生を生き抜いてきた原作者のかづさんと、迫力ある作画で本作の魅力をさらに引き出している、漫画担当の赤星たみこ(@tamikong)先生のお2人に話を伺った。
■読者からは「こんなお姑さんいるなんてビックリ」などの感想が多数届く!
本作「義母クエスト~結婚したらいきなりラスボス戦でした~」は、「アッシー、メッシー、貢くん」などの言葉が流行した80年代を背景に描かれている。原作者のかづさんも、当時は車で送り迎えをしてくれる人や、ご飯に連れて行ってくれる人、アクセサリーをプレゼントしてくれる人が何人かいたという。「私は美人でもスタイルがいいわけでもなかったんですが、ボーイフレンドは多かったんです」と当時について振り返る。
漫画担当の赤星たみこさんは「当時は『女は24歳までに売れないとダメで、25歳過ぎると売れ残り』という考えがまことしやかに流布していました」と振り返る。その影響で、20代のうちに結婚しなければと焦る人が多く、今よりも結婚に対するプレッシャーが強かったという。また、職場では上司の言うことは絶対で、新人が反論は許されない空気があったそうだ。「女性は我慢しないといけなかった時代で、かづさんだけが我慢していたわけではなかったように思います」と話す。
また、赤星さんは「かづさんの合理的な考え方がすごい!」と話す。嫁いびりやモラハラという大きなストレスを抱えながらも、20代で老後を見据えたり、離婚後の生活費を冷静に計算したうえで離婚を選ばなかった判断力や、「何かつらいことがあっても明るく乗り越える気力があるのも、かづさんの魅力だと思います。生きていく力、生活力が高い人…というのが、かづさんの印象です」と語った。
そんなかづさんの、どんな困難にもひるまず立ち向かう人間力は、現代を生き抜くヒントになるはずだ。まだ読んでいない方は、ぜひ読んでみてほしい。
取材協力・画像提供:かづ(@kadu0614) 赤星たみこ(@tamikong)
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