アニメ「ダンダダン」第2期(※毎週木曜深夜0:26-0:56ほか、MBS/TBS系ほか/ABEMA・ディズニープラスFODHuluLeminoTVerほかで配信)の第15話「ゆるさねえぜ」が7月17日に放送された。邪視(CV.田村睦心)に体を乗っ取られたジジ(CV.石川界人)、モンゴリアンデスワームの毒攻め、置き去りにされていたターボババア(CV.田中真弓)など、緊迫の脱出劇が展開した。(以降、ネタバレが含まれます)

【写真】今回もかわいかったターボババア、ファン増殖中

■「出た!承太郎のセリフ」ジョジョネタが反響

天才的な霊力+半端ないフィジカルという最高の器、ジジの体を手に入れた邪視。オカルンは呪いの弾丸ボールをかわしながら逃走するが、モンゴリアンデスワームの毒攻めもあり、モモ(CV.若山詩音)のみを地上に脱出させることにする。そして始まった、オカルンと邪視の対決。オカルンターボババアのスピードを生かして戦うも、変則的な弾丸攻撃をかわしきれず、ついに呪いの家の中に捕まってしまう。

詰みだと言わんばかりに、オカルンを捕らえる邪視。しかし、オカルンの怒りの全力はここからだった。モモを傷つけたこと、ジジを汚したこと、そして、ジブンを怒らせたこと。3つの間違いを犯した邪視はオカルンスクワット式鉄拳連打を浴びて、ノックアウト。意識も完全に刈り取られた。

迫力満点の作画でジョジョネタも入った一連のシーンには、視聴者から「出た!承太郎のセリフ」「邪視VSオカルンは見応えがある」「オカルン承太郎的クールさ、邪視の禍々しさがディオと被る、今回は第3部味を感じるな」「邪視ジジVSターボオカルン ただひたすらよく動く素晴らしい戦闘作画」といった感想が多く集まる。

■「こけるなよ! 絶対こけるなよ!」伝統芸のフリにしっかりオチで答える

一方、地上に出たモモは子どもの頃にジジから聞いたミミズの習性をヒントに、モンゴリアンデスワームを地上に引きずり出そうと画策。さらにその頃、地底ではターボババアが助けを求めていた。前話の途中から姿を消していたと思ったら、モンゴリアンデスワームがまき散らした粘着液に捕まり、身動きが取れない状態になっていたのだ。

オカルンに見つけてもらって目はウルウル。口は悪いがもはやかわいさが隠せないターボババア。しかし、伝統芸のフリにオカルンがしっかり答えてしまい、今度は2人そろって粘着液にハマることになってしまった。

シリアスな展開の中でもギャグを忘れない本作らしさ、「クソだらあ!」と悪態をつくターボババアに視聴者もほっこり。SNSには「緩急自在でおもしろいなダンダダン」「ターボババアの都合のいい態度、好きだわーw」「モモ~て叫ぶターボババア可愛すぎません?だんだん優しくなってるし」などのコメントがあふれていた。

そんな2人の救い手となるべく、モモは地上で奮闘。家を燃やして消防車を呼ぶという荒業でモンゴリアンデスワームを地底から引きずり出し、ついでに目障りだった呪いの家もぶっ壊し、ミミズ退治をやり遂げる。これであとはオカルン、ジジ、ターボババアを救出するのみとなったというところで、今度は山が噴火するという大事件が勃発。ここから一体どう事態を収集させるのか?

放送後のSNSには「ダンダダン終わるのはえぇ」「原作の狂ったテンションを落とさずに上手くアニメ化してるよなー。演者と作画の力技でそのまま押し切れるパワーが凄い」「ミミズの自殺、ダンダダンで知った知識だけど子供に『なんでミミズってカピカピになってしんじゃうの?』って聞かれて意気揚々と話しました。ありがとうダンダダン」など、さまざまな感想が寄せられていた。

「ダンダダン」第15話が放送/(C)龍幸伸/集英社・ダンダダン製作委員会