Snow Man・宮舘涼太が、7月19日に東京・有明アリーナで開催された「ディズニー・オン・アイス日本公演2025ディズニー・オン・アイス “Magic in the Stars”』」の囲み会見に登壇。全身赤でまとめたきらびやかな衣装で登場し、スペシャルオープニングアクトを控える心境などを語った。

【写真】キラキラと輝く真っ赤な衣装で颯爽と登場した宮舘涼太

■世代を超えて愛され続ける氷の上のミュージカルショー

7月10日の秋田・由利本荘総合防災公園ナイスアリーナ公演より開幕した同ショー。東京公演初日となる19日の有明アリーナでは、宮館出演のスペシャルオープニングアクトが行われた。

ディズニー・オン・アイス」は、ミッキーマウスミニーマウスをはじめ、たくさんのディズニーキャラクターが登場し、世代を超えて愛され続けている氷の上のミュージカルショー。1981年の世界初公開以来、40年を超える歴史を持つこのショーは、アメリカをはじめ世界75カ国以上で上演されている。

日本では、1986年の「ハッピーバースデードナルド」以来、35年以上にわたり上演されており、総公演回数は6000回を突破している。

■宮舘涼太、スペシャルオープニングアクトを控え「非常に緊張」

同公演のスペシャルサポーターを務める宮館は、日本公演を観劇した感想を問われ、「アメリカで一足先に見させていただいていたので、スケールアップしている感じと、いよいよ日本に来たんだなという実感が湧きました」とコメント。

さらに、オープニングアクトを控える心境について、「非常に緊張しています。ですが、たくさん練習をさせていただいたのと同時に、見ていただいた先生も心強くサポートしてくださったので、その皆さんの気持ちに応えたいなという思いで頑張らせていただきます」と意気込んだ。

練習では先生から「凛々しい滑り方」を教わったといい、「本当にアイススケート難しいんですよ。見たら簡単そうに見えるんですけれども、非常に難しく、エネルギーも使いますし、体力も使う。筋肉もそれなりの使い方をするので、1から作り上げるということがこの短期間では難しかったんですけれども、それをぐっと凝縮させたプランを考えていただいて、いかに凛々しく、エレガント、ロイヤルに魅せられるか」が重要だと話した。

自分にセンスがあると思うかと問われると、「イナバウアーができるようになりました。ディズニーさん背負ってますから」と得意げ。

また、グループ活動に生かせることがあるかと聞かれ、「他の8人よりも先に氷の上でのパフォーマンスを経験したので、もし今後何かあるとしたらいろいろ教えられるなと思いますね。息の仕方とか。歌わせていただくんですけれども、アイススケート場の寒さで喉に影響があったりするので、そういう部分で、パフォーマンスの仕方を伝授できるんじゃないかなと思います」と語った。

■Snow Manメンバーから激励受ける「励みになりました」

Snow Manのメンバーからも激励を受けたといい、「昨日も歌番組の生放送で他の8人も一緒にいたので、『いよいよ明日だね』という言葉もかけてもらいましたし、歌うことを伝えたら、『大丈夫?』って。でも、『舘さんならできるよ』みたいに声をかけてくれたりもしたので、結構励みになりました」とコメント。

さらに、「向井(康二)さんが『大丈夫?』って言って、すかさず目黒(蓮)が『いや、舘さんなら大丈夫だよ』って。この連携ですよね。励みになりましたね」と、メンバーの名前を挙げて具体的なやり取りを明かした。

最後に、「僕自身もディズニーの作品に何度も助けていただきましたし、勇気と希望をいただいて、ステージに日頃から立てていると思います。そして、『ディズニー・オン・アイス』の中では、今回は“Magic in the Stars”という題名なのですが、星に願えば自分の願い事だって何でもかなえられるという、そんな思いが込められた作品になっています」とアピール。

そして、「それは本当で、やはり僕も願い続けていたらデビューもかないましたし、デビュー後もお仕事だったりとかいろいろな場面で自分のやりたいことを実現させてきています。なので、見ていただいた方も、少しでも自分の願いがかないますよう僕も願っていますし、ディズニーのキャラクターもそんな皆さんをサポートしたいという一心で今回のショーに臨んでいると思います。ぜひ、その様子をご覧ください」と呼び掛け、会見は終了した。

その後、スペシャルオープニングアクトに出演した宮舘は、2人のスケーターとともにまずはリンクを2周。さらに、リフトを披露するなど、練習の成果を存分に発揮し会場を沸かせた。

続けて、映画「アラジン」の「フレンド・ライク・ミー(Friend Like Me)」を歌唱し、会場を一つに。歌唱後は、「数多くの方が歌っていらっしゃるこの『フレンド・ライク・ミー』を僕がこの場で歌わせてもらえること、本当に幸せに思います。僕の夢でもあります、ディズニーの歌を歌うということをこのステージでかなえることができました」と喜びをかみ締めた。

そして、宮舘の「『ディズニー・オン・アイス “Magic in the Stars”』スタート!」という掛け声とともに、オープニングアクトは終了。会場のボルテージを最大限まで引き上げ、本編へとつないだ。

ディズニー・オン・アイス “Magic in the Stars”」は、7月から9月にかけ、全国10都市で開催される。

宮舘涼太が「ディズニー・オン・アイス “Magic in the Stars”」の囲み会見に登壇した/※ザテレビジョン撮影