日本代表のFW山田新(24)がセルティックへ移籍する。19日、セルティックと所属元の川崎フロンターレが発表した。

山田は中学生の年代から川崎Fの下部組織で育った。

ユース時代は宮代大聖(現ヴィッセル神戸)と2トップを組んだが、トップ昇格はならず。しかし進学した桐蔭横浜大学で活躍し、2023年に念願だった川崎Fとのプロ契約を結んだ。

2年目の2024シーズン、J1で19得点をあげて一躍脚光を浴びることに。今月行われたE-1サッカー選手権では森保一監督が率いる日本代表に初招集され、初戦の香港戦でデビューした。

山田は、川崎の公式サイトで以下のように感謝のコメントを残した。

川崎フロンターレに関わるすべての皆さん、この度、セルティックFCに完全移籍することにしました。アカデミー時代から所属したこのクラブからはたくさんの愛情をもらい、ここまで育ててもらいました。僕のほとんどはフロンターレで学んだことでできています。そして、どんな時も支え続けてくれたサポーターに心から感謝をしています。フロンターレを通じて、多くのすばらしい人たちと出会うことができました。喜びも悔しさもたくさんのことを経験しました。夢であったフロンターレプレーすることは本当に幸せな時間でした。自分のチャントが大好きでした。このクラブを離れることは寂しいですが、自分の次の夢に向かってフロンターレを背負って頑張ってきます。多くの人の支えがあってここまで来ることができました。感謝しかありません。本当にありがとうございました

セルティックには前田大然旗手怜央、今夏には稲村隼翔も加入しており、山田が4人目の日本人選手となる。

なお契約は4年で背番号は18に決定。山田はセルティックの公式サイトに、「セルティックの選手としてここにいられることは大変光栄であり、この素晴らしいクラブでプレーを始めるのが待ちきれません」と抱負を語っている。