
【SoftBank CUP 2025】日本代表 69-64 デンマーク代表(7月19日/LaLa arena TOKYO-BAY)
アカツキジャパン(バスケットボール日本代表)の大黒柱がチームのピンチを救った。カウンターから相手にレイアップシュートを打たれた場面で、ジョシュ・ホーキンソンが見事な読みから豪快なショットブロックを披露。このスーパープレーにアリーナは大歓声に包まれた。
アカツキジャパンは7月19日、SoftBank CUP 2025(国際強化試合)でデンマーク代表と対戦。先週は韓国代表相手に2連敗と結果が振るわなかった中で、8月6日に初戦を迎えるアジアカップに向けた大事な強化試合を行った。
この重要な試合で特大の存在感を放ったのが、今遠征でキャプテンを担う30歳のホーキンソンだ。チーム最多となる30分44秒のプレータイムを得た大黒柱は、ゲームを通して20得点・12リバウンドの圧巻ダブルダブルを達成。改めて攻守に欠かせないキーマンであることを証明した。
とくにアリーナの観客を沸かせたのが、第2クォーター開始直後の残り9分26秒のシーンだ。自らが放ったシュートのリバウンドをデンマークに回収されると、長いパスを使ったカウンターで一気にピンチを作られた。
この縦に速い攻撃に対して素早く帰陣したホーキンソンは、ヨナサン・クルースマンのレイアップシュートを片手でブロック。リングよりも高い位置まで手を伸ばしてボールを叩き落とすNBA級のファインプレーを披露した。その直後のプレーからジェイコブス晶による第2クォーターの初得点が生まれている。
この一連のプレーにアリーナが大歓声に包まれると、ABEMAのコメント欄やSNSでも大きな話題に。「ホーキンソン様々」「さすがの安定感」「こういう守備からの攻撃大事」「ど迫力のブロックショット」「鷹ちゃんいつもありがとう」「ホーキンソン神!」「かっこよすぎる!」など称賛の声が相次いだ。
前半をビハインドで折り返したアカツキジャパンだったが、後半にホーキンソンやテーブス海ら経験豊富な選手を中心に巻き返して、69-64で勝利を収めた。攻守に多くの課題が見えながらも、アジアカップ直前に勝利という成功体験を収めることができたのはポジティブだろう。なお、日本は7月20日にもデンマークと再び対戦する予定だ。
(ABEMA/バスケットボール男子日本代表)

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